#1350 装備、価格、もちろん性能含めて、ヨシダイチオシなデミオMB。
MTやら、Bセグやら、そのあたりのキーワードが続いていますので……、というわけで、再びのデミオ。しかも、ガソリン。でもって、ハイオク仕様。そう、昨年秋にモータースポーツのベースモデルとして登場したMB。しかしですね、その素性は、スッピンにするのではなく、ラインでの手間やら、コストを考慮して、13Cのちょっとのあれこれを省いて、はいどうぞ、といった仕立て。つまりですね、オーディオ(USB端子接続可能)は付いているし、エアコンもマニュアルタイプになるけども付いている。サイドカーテンエアバッグは外されたようですが、LEDウインカー付きドアミラーも標準となもし。個人的にはリアシートがベンチ式になることとトノカバーレスとなることが残念でしたが、ま、オプションとして選べますから許しましょう。
ちなみに、ボディやサスペンションは1.3Lガソリン仕様、そのまま。つまり、どうせ変えるでしょうからという思惑もあってのこと。ところがですね、このMB、とっても良かった、すごく良かった。何が良かったって、そもそもベースポテンシャルに長けているので、特別なチューニングを施さなくてもですね、このままで乗れる。というか、とってもいい。ボディ剛性感やらステアリングフィールやら、サスペンションやらに、Bセグ的なコストのあれこれを感じますが、バランスとしてまとまっています。ま、何よりもエンジンがいい。ロードスターにも搭載されているP5-VPS型をこのモデル流にアレンジしたものですが、低〜中回転域のトルクを太らせつつ、トルクバンドたる領域を上にしっかりと確保しておりまして……、これが、おもしろい。ま、刺激という面では高回転域で不足を感じるかもしれませんが、トルクバンドが広いことも手伝って、むしろ使いやすさのほうが印象に残ります。個人的に強く印象に残ったのは、2000〜3000回転でのトルク感と、そこから先、高回転手前までの伸び感でしょうか。それに見合った6速MTのギアレシオもあって、気持ちよさがあります。それでいながらアイドリングストップ機構まで付いていますから、日常で使えます。って、どうして外さなかったんでしょうかね。ロードスターにはレス版があるんですけどね……。って、日常で使えることもキーとして大きかったんでしょうね、きっと。
サスペンションはガソリン仕様のまま、タイヤはディーゼル専用に開発された16インチ(オプション)をはいていましたが、ま、これはディーゼルで感じたのとほぼ同じ、表現された質感にほほぅと感心しつつ、グリップ力にあと少しを感じるというもの。ただ、軽いこともあってか、リバウンドにもう少し減衰力を与えてもいいんじゃないかと思うことしばしば。というのも、乗鞍ヨシダテストコースにて、トレースしきれていない、つまり、パタパタな動きを見せることが多々ありまして。って、まぁ、専用にチューニングしたわけではありませんから、どうこうは言えませんけど、言えませんけど、パーツ(この場合はサス)を変えたいなぁと思えたシーンのひとつでした。個人的には標準仕様となる軽量アルミホイールと15インチタイヤの組み合わせに興味がありますが……。
かなり乗り込んできましたけども、これ、モータースポーツベースという側面だけでなく、つるしのまま乗ってもいいんじゃないか、といいますか、つるしのまま乗るって、実はかっこいいんじゃないかって、感じました。そうなんですね、なんだかんだもう少しを感じるところはありますけど、そもそもの素性の良さに加えて、シャシーはガソリン1.3Lのままですから、日常でそのままに乗れてしまう。イマドキの快適装備なんぞ不要、それよりもクルマの素性たる性能を求めたい、そんな人にぴったりでした。って、考えてみると、最近のモデルって、スポーティさを極めていくと、装備もプラスされて、価格もとんでもないことになるのが常。そうした販売方法に対して、ちょっと待った! と言わんばかりの提案でもあり、個人的にはとってもいい、いやいや、とても喜ばしいスタンスだなと感じました。
そうそう、燃費、燃費。6MT、ファイナル含めてローギアードな設定になっていますし、1.5Lエンジンはトルク出していますから、良くはないんだろうな、と思いきや、これが、悪くなかった。八王子〜乗鞍をすべて下道、でも、途中八ヶ岳立ち寄り、ワインディングではそれなりに回して、21.5km/L。ちなみに、往路、八王子〜勝沼のちょっと先までで26.1km/L。こうなると、ハイオクであろうとも許せてしまいます。ま、ディーゼルはさらに低燃費な上に単価で30円/L近い差がありますから、そのトータルコストを計算したくなりますが、比較しなければいいだけのこと。そうなんですね、計算してはなりませぬ。この絶対値で満足するが、ヨシ、と。そうなんです、これで十分です。って、あえて自分を納得させなくても、このMBの走りを知ってしまうと、不満どころか、大満足に感じるのですけどもね。
そうそう、このモデルのヘッドランプはハロゲンタイプとなり、自動車雑誌やらに掲載されてきた車両とは顔つきが異なっています。アッパーグレードのLEDヘッドランプによる顔つきもいいんですが、こうしてみますとね、こっちのほうが愛嬌あって好きだったりします。そもそも、HIDやLEDを使ったヘッドランプには、慣れないってこともありますし。そうなんです、色温度が高過ぎる、白過ぎる、暗いところとのコントラストが強すぎる、つまりは目が疲れるもので……。
んー、それにしても、買いですな、買い。あ、価格は150万1200円(税込み)。というわけで、イチオシ、ルーテシア0.9Lターボから、このデミオMBに変更いたします。はい。
ちなみに、ボディやサスペンションは1.3Lガソリン仕様、そのまま。つまり、どうせ変えるでしょうからという思惑もあってのこと。ところがですね、このMB、とっても良かった、すごく良かった。何が良かったって、そもそもベースポテンシャルに長けているので、特別なチューニングを施さなくてもですね、このままで乗れる。というか、とってもいい。ボディ剛性感やらステアリングフィールやら、サスペンションやらに、Bセグ的なコストのあれこれを感じますが、バランスとしてまとまっています。ま、何よりもエンジンがいい。ロードスターにも搭載されているP5-VPS型をこのモデル流にアレンジしたものですが、低〜中回転域のトルクを太らせつつ、トルクバンドたる領域を上にしっかりと確保しておりまして……、これが、おもしろい。ま、刺激という面では高回転域で不足を感じるかもしれませんが、トルクバンドが広いことも手伝って、むしろ使いやすさのほうが印象に残ります。個人的に強く印象に残ったのは、2000〜3000回転でのトルク感と、そこから先、高回転手前までの伸び感でしょうか。それに見合った6速MTのギアレシオもあって、気持ちよさがあります。それでいながらアイドリングストップ機構まで付いていますから、日常で使えます。って、どうして外さなかったんでしょうかね。ロードスターにはレス版があるんですけどね……。って、日常で使えることもキーとして大きかったんでしょうね、きっと。
サスペンションはガソリン仕様のまま、タイヤはディーゼル専用に開発された16インチ(オプション)をはいていましたが、ま、これはディーゼルで感じたのとほぼ同じ、表現された質感にほほぅと感心しつつ、グリップ力にあと少しを感じるというもの。ただ、軽いこともあってか、リバウンドにもう少し減衰力を与えてもいいんじゃないかと思うことしばしば。というのも、乗鞍ヨシダテストコースにて、トレースしきれていない、つまり、パタパタな動きを見せることが多々ありまして。って、まぁ、専用にチューニングしたわけではありませんから、どうこうは言えませんけど、言えませんけど、パーツ(この場合はサス)を変えたいなぁと思えたシーンのひとつでした。個人的には標準仕様となる軽量アルミホイールと15インチタイヤの組み合わせに興味がありますが……。
かなり乗り込んできましたけども、これ、モータースポーツベースという側面だけでなく、つるしのまま乗ってもいいんじゃないか、といいますか、つるしのまま乗るって、実はかっこいいんじゃないかって、感じました。そうなんですね、なんだかんだもう少しを感じるところはありますけど、そもそもの素性の良さに加えて、シャシーはガソリン1.3Lのままですから、日常でそのままに乗れてしまう。イマドキの快適装備なんぞ不要、それよりもクルマの素性たる性能を求めたい、そんな人にぴったりでした。って、考えてみると、最近のモデルって、スポーティさを極めていくと、装備もプラスされて、価格もとんでもないことになるのが常。そうした販売方法に対して、ちょっと待った! と言わんばかりの提案でもあり、個人的にはとってもいい、いやいや、とても喜ばしいスタンスだなと感じました。
そうそう、燃費、燃費。6MT、ファイナル含めてローギアードな設定になっていますし、1.5Lエンジンはトルク出していますから、良くはないんだろうな、と思いきや、これが、悪くなかった。八王子〜乗鞍をすべて下道、でも、途中八ヶ岳立ち寄り、ワインディングではそれなりに回して、21.5km/L。ちなみに、往路、八王子〜勝沼のちょっと先までで26.1km/L。こうなると、ハイオクであろうとも許せてしまいます。ま、ディーゼルはさらに低燃費な上に単価で30円/L近い差がありますから、そのトータルコストを計算したくなりますが、比較しなければいいだけのこと。そうなんですね、計算してはなりませぬ。この絶対値で満足するが、ヨシ、と。そうなんです、これで十分です。って、あえて自分を納得させなくても、このMBの走りを知ってしまうと、不満どころか、大満足に感じるのですけどもね。
そうそう、このモデルのヘッドランプはハロゲンタイプとなり、自動車雑誌やらに掲載されてきた車両とは顔つきが異なっています。アッパーグレードのLEDヘッドランプによる顔つきもいいんですが、こうしてみますとね、こっちのほうが愛嬌あって好きだったりします。そもそも、HIDやLEDを使ったヘッドランプには、慣れないってこともありますし。そうなんです、色温度が高過ぎる、白過ぎる、暗いところとのコントラストが強すぎる、つまりは目が疲れるもので……。
んー、それにしても、買いですな、買い。あ、価格は150万1200円(税込み)。というわけで、イチオシ、ルーテシア0.9Lターボから、このデミオMBに変更いたします。はい。