#1291 ハイレベルなオンロード性能に、過去との決別を感じた、新型エスクード。

それによる恩恵で、いちばんの分かりやすさは高速時の安定性。とにかくクルマが真っすぐ走る、走りたがろうとする。で、それを確認できると(シャシー剛性の高さに気付くと)、ワインディングでの正確なトレース性と、ストローク量は限られているとはいえ、しなやかに動くサスペンションにうっとり。さらには、ロールフィールの的確なバランスと、さらにさらに、リアサスのグリップ感の高さに、価格帯以上を感じます。まぁ、これは一般路での話で、つまりは、それ以上は試していませんが、そこから先、予感させる回頭性は、たぶんフォレスターのほうが高いでしょう。ただ、たとえ比較して低かろうと、そこから先は立ち入り禁止を感じさせるような仕立て(アンダーが出るとか以前ね)がありますし、何よりも先に触れたロールフィールの好印象が作り上げられていますから、これで十二分を感じます。
で、驚いたといえば、静粛性もしかり。これも過去のモデルが不得手としていた部分ですが、まぁ、眺めてみれば、ホイールハウジングに防音を目的としたインシュレーターを採用。しかしですね、それによって静粛性は高められたものの、雨の八ヶ岳周辺を走ったらば巻き上げた枯れ葉やらがついてしまって、掃除するのがたいへんでした。そうなんですね、オフロードを走ること(汚れる)ことをもはや諦めたスタンスが、こんなところからもうかがえます。

もちろん、パワーモードにすると、発進加速において十分過ぎるパワーが出てきますし、レスポンスも高まります。つまりですね、このエンジンのポテンシャルとして、パワーを仕立てることはできるわけです。提案としてはですね、オートモードはもう少し発進加速時のパワー(トルク)を与えて、新たにエコモードを加えてはどうでしょうかね、と。

