#1276 安くはないポロなのに、ポロが不足していた、ポロ ブルーモーション。

ま、肝心なのは走りだと走ってみれば、あれ? タイヤの空気圧が高すぎるフィーリングが。サスペンションのストローク感はポロしているんですが、空気圧が高いがゆえの硬さとタイヤにおける反発を強く感じまして、あれ? おや? があります。分かりやすい表現をしますと、ボールにパンパンに空気を入れてしまった時のあの感じ。剛性感はあるんですけど、反発も強く出るというあのフィーリング。タイヤはもちろんエコをキャラクターとしていますが、グリップ力はそれなりにあります、ありますが、グリップ感のほうがポロしていない。このグレードの狙いは分かるんですが、理解できるんですが、ポロらしさが失われていないかい? と思うところがあるわけです。なんだろうな、ワインディングを走り込むと感じるポロらしい楽しさがあふれてこないって表現すればいいでしょうか。って、まだ、エンジンを語らずして。

あと、かなり気になったのが、アイドリングストップからの復帰の際、つまり再発進におけるショック。ブレーキペダルを離すと半クラッチによるクリープを行うのですが、そこから緩やかに加速しようとアクセルペダルをわずかに踏み込んでいっても、期待通りにはスピードは上がらず。さらに、探りながらわずかに踏み込むと、タイミングによって、クラッチを繋いだ瞬間にドンとショックが出ます。トンではなく、ドン。まさに、MTのクラッチ操作がラフなドライビングをしたかのような挙動を見せます。ペダルを大きく踏み込んだのならば納得できる挙動ですが、緩やかを越えて、ショックが出ないようにと探りながら踏み込んでのことなので、これは少々よろしくない。cross up!では、あんなにキレイに作り上げていたのに、どうしたものか、って、ターボだからなんでしょうか、世代なんでしょうか。
