#1253 あれこれワクワクしてくる第44回東京モーターショーの話(その1)。
さて、今年は2年に一度開催されている東京モーターショー(→■)の開催年です。会期は10月29日〜11月8日で、一般公開日は10月30日〜11月8日となります。場所は、前回と同じ東京お台場の東京ビッグサイト。実は、モーターショー関連の本を製作真っ最中なのですが、すでに公開された情報がありますので、東京モーターショーのあれこれ、第1弾を書いてみましょうかね。
まずは、シトロエン、プジョー、DS。DSがブランドとして初参加となることがトピックですが、個人的には、シトロエンのカクタス(画像右上)の出品にちょいと興奮気味。日本市販までも予告されており、さらに大注目。デザインどおりに走りも緩さがあふれているようなので、かなり気になる存在となっています。ただ、予告された導入予定は2017年とのこと。デビュー時にはインパクトが薄れてしまいそうで、ちょっと心配。ま、イギリス仕様とて、現在、MTがメインで、ETGしかありませんから、6ATの登場まで待つしかないことなのでしょう。あ、あとは、プジョーブースのディーゼルの508GTの登場も気になりますし、DSブランドがどういうブースデザインをしてくるかは、さらに気になっています。
マツダが公開したスポーツコンセプト(ワールドプレミア)の存在は、東京モーターショーのトップレベルの話題になるでしょう。マツダは、これからのモーターショーでは、ケーススタディモデル、つまりコンセプトカーは出品しないと言っていましたから、そのままのスタイルではないにせよ、近い将来にデビューは確実。見どころは、そのコンセプトやらデザインもですけど、パワーユニットを発表するかどうか。ロータリーエンジン復活なのか、ガソリンなのか、ハイブリッドなのか。本を製作している我々も、まだ知りません。 まさに、モーターショー開幕までのドキドキも、マツダたる演出なのです。
ホンダは新型FCV(仮称)のワールドプレミア、NSXとシビックタイプRのジャパンプレミア予告していますが、個人的には、フランクフルト国際モーターショーに出品されていたHonda Project 2&4 powered by RC213Vに興味津々。ホンダらしさ全開といったモデルで、これぞ、ワクワクさせてくれるコンセプトカーといった感があります。クルマを持つことが当たり前となった時代において、実現不可能を想像させるような夢物語ではなく、こうした、これなら生きている間に乗れそうじゃん、的なワクワク感ですな。いや、いいんです、実現できなくても。でも、そこに現実感が欲しいんです。ちなみに、リアビューの写真を使用したのは、フロントもいいのですが、このクルマのリアビューがたまらなく好きで。って、写真としても。
そして、スズキ。ワールドプレミアを4台(1台は派性車種)も出品するようで、日本を向いていますよというメッセージも伝わってきます。軽自動車のみならず、小型車ならではの価値観をどう表現していくかを提案したモデルが3台ですが、これがまたスズキらしくていい。コンパクトクロスオーバーを謳うイグニスは、そのままに市販されそうな仕上がりですが、Aセグプラットフォームを活用したひとつの例ですが、デザインの自由度が広げられたこと含めて、軽乗用車以上の価値を存分に表現していますな。つまり、商品性としても十分にありを感じさせます。
久しぶりの東京モーターショーへの出展となった、フィアットグループ、つまり、フィアット、アルファロメオ、アバルト、ジープ(今回クライスラーは出展せず)。ジャパンプレミアであるアルファロメオの4C スパイダーがトピックですが、4ブランドそれぞれにブランド性を持たせながら、でも、自動車メーカーとしての共通テーマがある。ま、簡単にいえば、フィアット500Xとジープレネゲードの比較なんかもおもしろいと思います。プラットフォームを共用していることを感じさせることなく、上手く仕立てていることに感心を覚えるはずですから。
というわけで、具体的に写真まで公表されたモデルから、存在が予告されただけのモデルもありますが、いずれにも実際にどんなモデルなんだろうというワクワク感があります。webで眺めるのもいいんですが、実際、目にすると、それらモデルからは、写真では知ることができなかった表現、意外な表情を見つけることができますし、切り取られた写真ではなく、人間の目で見える会場の雰囲気、たとえば、ブースのデザインもそうですし、行き交う人もそうですし、そこにライブ感があります。つまり、わざわざ、足を運ぶ価値は十分にあります。是非。
まずは、シトロエン、プジョー、DS。DSがブランドとして初参加となることがトピックですが、個人的には、シトロエンのカクタス(画像右上)の出品にちょいと興奮気味。日本市販までも予告されており、さらに大注目。デザインどおりに走りも緩さがあふれているようなので、かなり気になる存在となっています。ただ、予告された導入予定は2017年とのこと。デビュー時にはインパクトが薄れてしまいそうで、ちょっと心配。ま、イギリス仕様とて、現在、MTがメインで、ETGしかありませんから、6ATの登場まで待つしかないことなのでしょう。あ、あとは、プジョーブースのディーゼルの508GTの登場も気になりますし、DSブランドがどういうブースデザインをしてくるかは、さらに気になっています。
マツダが公開したスポーツコンセプト(ワールドプレミア)の存在は、東京モーターショーのトップレベルの話題になるでしょう。マツダは、これからのモーターショーでは、ケーススタディモデル、つまりコンセプトカーは出品しないと言っていましたから、そのままのスタイルではないにせよ、近い将来にデビューは確実。見どころは、そのコンセプトやらデザインもですけど、パワーユニットを発表するかどうか。ロータリーエンジン復活なのか、ガソリンなのか、ハイブリッドなのか。本を製作している我々も、まだ知りません。 まさに、モーターショー開幕までのドキドキも、マツダたる演出なのです。
ホンダは新型FCV(仮称)のワールドプレミア、NSXとシビックタイプRのジャパンプレミア予告していますが、個人的には、フランクフルト国際モーターショーに出品されていたHonda Project 2&4 powered by RC213Vに興味津々。ホンダらしさ全開といったモデルで、これぞ、ワクワクさせてくれるコンセプトカーといった感があります。クルマを持つことが当たり前となった時代において、実現不可能を想像させるような夢物語ではなく、こうした、これなら生きている間に乗れそうじゃん、的なワクワク感ですな。いや、いいんです、実現できなくても。でも、そこに現実感が欲しいんです。ちなみに、リアビューの写真を使用したのは、フロントもいいのですが、このクルマのリアビューがたまらなく好きで。って、写真としても。
そして、スズキ。ワールドプレミアを4台(1台は派性車種)も出品するようで、日本を向いていますよというメッセージも伝わってきます。軽自動車のみならず、小型車ならではの価値観をどう表現していくかを提案したモデルが3台ですが、これがまたスズキらしくていい。コンパクトクロスオーバーを謳うイグニスは、そのままに市販されそうな仕上がりですが、Aセグプラットフォームを活用したひとつの例ですが、デザインの自由度が広げられたこと含めて、軽乗用車以上の価値を存分に表現していますな。つまり、商品性としても十分にありを感じさせます。
久しぶりの東京モーターショーへの出展となった、フィアットグループ、つまり、フィアット、アルファロメオ、アバルト、ジープ(今回クライスラーは出展せず)。ジャパンプレミアであるアルファロメオの4C スパイダーがトピックですが、4ブランドそれぞれにブランド性を持たせながら、でも、自動車メーカーとしての共通テーマがある。ま、簡単にいえば、フィアット500Xとジープレネゲードの比較なんかもおもしろいと思います。プラットフォームを共用していることを感じさせることなく、上手く仕立てていることに感心を覚えるはずですから。
というわけで、具体的に写真まで公表されたモデルから、存在が予告されただけのモデルもありますが、いずれにも実際にどんなモデルなんだろうというワクワク感があります。webで眺めるのもいいんですが、実際、目にすると、それらモデルからは、写真では知ることができなかった表現、意外な表情を見つけることができますし、切り取られた写真ではなく、人間の目で見える会場の雰囲気、たとえば、ブースのデザインもそうですし、行き交う人もそうですし、そこにライブ感があります。つまり、わざわざ、足を運ぶ価値は十分にあります。是非。