#1252 地味だけど、使ってみると便利な、OSX El capitan(10.11)のSplit View。

 MacOSも新しいバージョンが公開されたようで……、というこの関心のないような書き始めは、ひと足お先にPublicβ版を使っていたから。で、その新しいOSですが、機能が加わったというよりは、使い勝手が良くなったかつ安定した感がトピックとなっています。って、実のところ安定感については、Publicβ版を使い続けているため、もはや不安定さはデフォルトとなっており、本来の安定感までは分かっていなかったりしますが。
 で、その新しいOSであるEl capitan(10.11)で最も気に入っている機能が、Split View(上の画像)。訊くところによると、どっかで先に使えた機能らしいですが、ま、そんなのはどうでもいいことで……。って、この機能が、うちのMacmini2012でも使えることに最近気付いたんですが……。って、話は飛んで、飛んで……、そうそう、El capitanの新機能のほとんどがうちのMacmini2012でも使えるようで、さすがにMetalまで対応だったとはちょっと驚きでした。というか、妹のところのMacbook2009までが対応可能だったことはさらなる驚きでしたが。
 話を戻してSplit Viewですな。これ、ウインドウを2分割して異なるアプリケーションを表示できる機能ですが、使う前は、これってデスクトップのアレンジ次第、つまりウインドウを並べればいいだけじゃんと思っていました。原稿書きなんぞしていると、モニタ上に資料を表示してエディターにて書くという作業はもはや当たり前で、その区別をするために、さらにデュアルモニタ構成にしているほど。ま、異なるモニタに表示している時はいいんですが、同じモニタで2つ表示している場合ってのは、固定していないで並べただけなので、ちょっとしたことで端っこが見えなくなったり、サイドバー的な表示を隠すために、エディターのウインドウをそこに重ねて隠したり、でも操作していると、エディターの上に資料が重なって表示されたりと、ゴタゴタしてしまうものです。って、これを、分かりやすく書きますとね、机の上に原稿と資料を並べていたものの、資料を引っ張り出したら、原稿の上に載ってしまって、原稿を書けなくなって、そのために、また資料を下へともっていったりという、そういうゴタゴタですな。
 で、このSplit Viewは、きっちりと境界線(しかも動かせる)を設けて、そのゴタゴタを避けてくれます。フルサイズ表示になるという前提はありますが、ゴタゴタがなくなるだけでも、これかなり便利です。さきほどの机の上の例でいいますとね、机の上に、木の棒のような境界線があって、作業していてもその境から資料も原稿もはみ出すことがなく、しかも、その境を自在に動かせるので、ゴタゴタがなくてとても便利。って、どうでしょうか、この表現。左の写真は、上の画像からウインドウ境界線をずらしたところ。ちなみにいずれも、左側はSafariによるweb表示、右側はPhotoで編集中。課題は、こうした縦長表示となった際にも使える作業スペースを用意(レイアウト)したほうがいいってことですな。

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