#1236 ローカル感があって、とってもいいと思った、浅川の話。

 高尾に移り住んでから知ったことのひとつに、八王子まつりがあった、って話をしましたが、そのほかにもあれこれあります。そのもうひとつが、浅川という川の存在。多摩地区の川といえば、多摩川が代表的で、あとは秋川しか知りませんでした。
 で、なんだっけか、浅川ね。高尾山を源流として、なんとなく中央線に離れずで流れ、日野市の東端で多摩川へと合流するまでの川ですが、ローカル感があってこれがなかなかいい。写真は、日野市付近を流れる浅川での夕景ですが、まぁ、こんな感じ。って、ここにもいくつかアップしている気がしますが……。
 この浅川というか、この土手上の道ですが、柵がない。つまり、ステアリング操作を誤ると、川へと転落します。でも、柵がない分、広がりがあるといいますか、川との隔てがなくて、とてもいい。それは人が河原へ自由に下りられることも意味しています。
 ところが、走る時間帯のせいでしょうかね、河原に人影を見ることはほとんどありません。ましてや、川で遊んでいる子供の姿も見かけません。昨日、子育て中の知人と話したら、今は、子供だけで遊ぶ時間はないそうです。それは都会だからなのか、お稽古ごとで多忙だからなのかはわかりませんが、それがイマドキなんだそうです。昔と今は違うのでしょうけども、ちょっと寂しさも感じましたが。
 なんだっけか、で、浅川の話ね。ちなみに、川の名前だけではなく、地名にもなっていたそうですが、現在は消滅。ただ、東、西、南を頭に付けての町名は残っているようですが。というわけで、今の高尾駅、以前は浅川駅と呼ばれていたそうです。当時を知る方とお話をしていと、浅川駅という言葉が出てくることあります、多々。
 それにしても、こうして消えていった地名って、多いんでしょうね。イマドキのイメージだけで名付けられたひらがなの地名に感心を覚えることはありませんが、その土地に意味のある地名には、おもしろさを感じます。

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