#1230 初見で良さを知り、乗り込んでいくうちにのめり込む、CX-3。
レネゲードのインプレッションの続きを書かねばならないのですが、その前に、あれこれ残しておかなければならないネタが多くて……、というわけで、まずは、マツダCX-3です。#1128で書いた、試乗会でのファーストインプレッションでは、最後に、なんと、オシが弱いなどと書いていましたが、今回、約700kmを走った後にそれを読んで、なんてたわけたことを言っているのだ、と思いました。やっぱりですね、試乗会の短時間では見抜けないところがあるんです。だから、ロングインプレッションが必要なんです。
さて、今回借り出したのは、試乗会では乗らなかった2WD+6MTなXD Lパッケージ。全体的な乗り味やら、18インチに対する印象は、先に書いたとおり。このモデルに与えられた質感ってのは、見た目やら装備だけではなく、実のところ走りにも多くあります。それは走り出した途端に分かる質感で、タイヤが転がりだした瞬間から、期待以上の、あ、これ、違う、を感じさせてくれます。それは、端的な表現をすればアッパークラス感であり、少し抽象的な表現を用いると、タイヤから、シャシーから、ステアリングから、シートから、すべてにおいて、いらっしゃいと言われているかのような、歓迎。って、なんか、違うな、ま、具体的に書きますとね、路面状況がどうであるのかが伝わってくる。路面の凹凸、タイヤのグリップ感、シャシーの動きといった、あれこれが伝わってくる。豊かという言葉を使うと、却下されることがあるのですが、それは、まさに情報量が豊かという表現がぴったりで、これもまた、却下されることがある、アナログ感にあふれていました。量が豊かというと、上手く伝わらないかもしれませんが、あれこれと異なる細かな情報がたくさんあり、デジタル的な数値だけでは表現しきれない、奥深さという意味合いのアナログ感。デジタル的な表現をすれば、解像度が高いといいましょうか、そんな感じ。
これは具体的に表現できなかったとしても、誰しも感じ取れるもので、なんかスゴイ、そう感じ取ることができます。そして、先に書いたように、続いて、18インチなのに凄いとか、ディーゼルだから凄いとか、そういうあれこれを発見します。で、で、あれこれに感激しながら、クルマと対話していると、たとえば、グリップ感に優れているのはタイヤだけではなく、シャシーにおけるグリップ感に長けていることを発見し、そうなると、コーナリングでは、さらなる深い対話をできるようになると……。
ということで、初見でいいと感じ、乗り込めばさらに引き込まれる、そんな良さにあふれています、CX-3ってのは。もちろん、路面が荒れたところでは、硬さが突然に現れ、ボディ剛性にあとほんの少しを感じさせるところ、18インチの行き過ぎを感じます。しかしですね、このプラットフォームで、低速域から、よくぞこの18インチを抑え込みましたな、といった感があるのも事実で、その好印象ぶりに、つまらんあれこれは消えていきます。
さて、燃費。いわゆる有料道路をまったり、時に追い抜いたりの走りで、ま、下り基調ってのも手伝って、31.8km/L。近所では、直後に坂を下って、で、その後、エコ運転にて平坦な道を10kmほど走って、33.1km/Lってのもありました。つまりですね、ドライバー次第で、相当な低燃費を期待できるわけです。って、これは、適切なタイミングでコースティングを用いたり、と、ドライバー自らが調整できるという、やっぱりMTゆえのこと。そう考えると、MTの意のままにたる意義は、こういうところにもあると、つくづく感じるわけです。
そうそう、うちの近所では、軽油が100円/Lを切っていましてね、今日、入れたところは、なんと95円(ブランドもの)。こうなると、得した気分はとても強くてですね、ますます、V8/4.7Lに乗る意味合いを見いだせなく……、いやいや、そんなことはありません。って話も、また、そのうちに。
さて、今回借り出したのは、試乗会では乗らなかった2WD+6MTなXD Lパッケージ。全体的な乗り味やら、18インチに対する印象は、先に書いたとおり。このモデルに与えられた質感ってのは、見た目やら装備だけではなく、実のところ走りにも多くあります。それは走り出した途端に分かる質感で、タイヤが転がりだした瞬間から、期待以上の、あ、これ、違う、を感じさせてくれます。それは、端的な表現をすればアッパークラス感であり、少し抽象的な表現を用いると、タイヤから、シャシーから、ステアリングから、シートから、すべてにおいて、いらっしゃいと言われているかのような、歓迎。って、なんか、違うな、ま、具体的に書きますとね、路面状況がどうであるのかが伝わってくる。路面の凹凸、タイヤのグリップ感、シャシーの動きといった、あれこれが伝わってくる。豊かという言葉を使うと、却下されることがあるのですが、それは、まさに情報量が豊かという表現がぴったりで、これもまた、却下されることがある、アナログ感にあふれていました。量が豊かというと、上手く伝わらないかもしれませんが、あれこれと異なる細かな情報がたくさんあり、デジタル的な数値だけでは表現しきれない、奥深さという意味合いのアナログ感。デジタル的な表現をすれば、解像度が高いといいましょうか、そんな感じ。
これは具体的に表現できなかったとしても、誰しも感じ取れるもので、なんかスゴイ、そう感じ取ることができます。そして、先に書いたように、続いて、18インチなのに凄いとか、ディーゼルだから凄いとか、そういうあれこれを発見します。で、で、あれこれに感激しながら、クルマと対話していると、たとえば、グリップ感に優れているのはタイヤだけではなく、シャシーにおけるグリップ感に長けていることを発見し、そうなると、コーナリングでは、さらなる深い対話をできるようになると……。
ということで、初見でいいと感じ、乗り込めばさらに引き込まれる、そんな良さにあふれています、CX-3ってのは。もちろん、路面が荒れたところでは、硬さが突然に現れ、ボディ剛性にあとほんの少しを感じさせるところ、18インチの行き過ぎを感じます。しかしですね、このプラットフォームで、低速域から、よくぞこの18インチを抑え込みましたな、といった感があるのも事実で、その好印象ぶりに、つまらんあれこれは消えていきます。
さて、燃費。いわゆる有料道路をまったり、時に追い抜いたりの走りで、ま、下り基調ってのも手伝って、31.8km/L。近所では、直後に坂を下って、で、その後、エコ運転にて平坦な道を10kmほど走って、33.1km/Lってのもありました。つまりですね、ドライバー次第で、相当な低燃費を期待できるわけです。って、これは、適切なタイミングでコースティングを用いたり、と、ドライバー自らが調整できるという、やっぱりMTゆえのこと。そう考えると、MTの意のままにたる意義は、こういうところにもあると、つくづく感じるわけです。
そうそう、うちの近所では、軽油が100円/Lを切っていましてね、今日、入れたところは、なんと95円(ブランドもの)。こうなると、得した気分はとても強くてですね、ますます、V8/4.7Lに乗る意味合いを見いだせなく……、いやいや、そんなことはありません。って話も、また、そのうちに。