#1223 MINI ONE 5ドア、ほぼ標準仕様に、表現されていたMINIらしさ。
さて、期待のMINI ONE 5DOORのノーマル仕様、600kmほどのテストドライブとなりました。#1218で、ファーストインプレッションを書きましたが、実のところ、あの時の印象は大きく変わらずでした。ただですね、長く乗っていたら、このモデルに対しての理解の仕方というか、スタンスというか、あれこれが見えてきました。
まず、先に述べたバランス、簡単にいいますと接地感たる演出不足については、主たる要因はエコに振りすぎたタイヤのキャラクターにあるような気がします。ただ、よくよく観察してみると、要因となっているのは、タイヤだけではなくて、サスペンションのセッティングもそれに倣っているなと感じつつ、ここで気づきました。これ、ここで、バランスさせてる、さね、と。つまりですね、仕立てだったわけです。
いや、当初、走り込めば、違った一面を見せるかなと思ったのですが、これがタイヤのグリップ感は探れても、グリップ力を意図的に高めていない上に、スムーズといわんばかりにアンダー方向へ導くのです。つまりですね、単なるグリップ力不足、とは表現できない、評価となりましょうか、そんな感じ。
それに気づいてからは、速度域というよりは、ドライビングを完全にまったり方向へと変えて……、そしたら、良さが出てきました。これまで散々に乗ってきた新型MINIでしたが、ジョンクーパーワークスまで含めて、スポーティなセッティングのモデルが多く、そのイメージを演出されたスポーツ感に求めていたようです。それゆえに、いつしか、MINI ONEの本来の緩さを忘れていたと。それに気づくと、オンセンターのフィーリングも気にならないし、かといって、そこにゴーカートライクなMINIテイストがないわけではなく、そう、ONEたるバランスに感心を覚えました。
というわけで、MINIに対して、まったりゆったりのんびりとした乗り味を求めているならば、ONEがオススメ。1.2Lターボエンジンも、十二分手前、でも、十分以上ってなパワーを持っていますし、何より、そのすべてがバランスしているのがいい。ちなみに、乗り心地については、標準タイヤ(15インチ)であっても、タイヤのケース剛性もあって、期待ほどのコンフォート感はありません。まぁ、4名乗車すると総重量から硬さが途端に顔を出しますが、これがMINIらしさと言えば、そうとも捉えられましょうか、ね。
で、そのほかあれこれ感じたことをメモしておきましょう。インテリアはオプションのシートやら少々の変更はあったものの、ほぼノーマル状態。で、そんな中でも、気になったのはウレタン製のステアリングホイールでした。やっぱりですね、MINIらしい気分というか、インテリアの雰囲気に、あの手触りでは不足を感じます。いうわけで、本革を選びたいですな。あとは、インテリアではないけど、前にも書いたように、MINIドライビングモードも、ECOドライブできる観点から、あったほうがいい。意図的なエコドライブできないことはありませんが、すぐに走りに誘われてしますから、ストッパー的な存在となる、このシステムはあったほうがいいです。あとはあれからな、スピーカーも少々不足を感じたかな。なんて言いだすと、オプション代だけで、とんでもない額になりますから、ステアリングとドライビングモードだけに止めておいたほうがいいでしょう。
というのも、個人的にはスピーカー入れるんだったら、その予算をサンルーフに回したほうがいいかと思ったこともありましてね。ウインドウ高がなく、ルーフを意識することが多いモデルだからこそ、値段は少々張りますが、その効果といいましょうか、バリューフォーマネーは高い、かな、と。
ぐらいかな。というわけで、いいんじゃないでしょうか、MINI ONE、ノーマル仕様。スポーティさを強めたいならば、ダイナミックダンパーコントロールを入れるだけで、かなり変わりますから、それもまた、ありです。ま、正しくはMINIらしい乗り味を高めつつ、質感も高めてくれるなんて表現となりますかね。なんて言えるのも、やっぱり、素性がいいからでしょうな。そうそう、5ドアたる、しっとり感もまた好みでした。って、買うならば、なんだかんだいいながら、3ドアになるのかな。まぁ、理由としては、MTを選べることと、その際の価格といったところかな。単なる、ひねくれ者ゆえ、とも言えるんです
まず、先に述べたバランス、簡単にいいますと接地感たる演出不足については、主たる要因はエコに振りすぎたタイヤのキャラクターにあるような気がします。ただ、よくよく観察してみると、要因となっているのは、タイヤだけではなくて、サスペンションのセッティングもそれに倣っているなと感じつつ、ここで気づきました。これ、ここで、バランスさせてる、さね、と。つまりですね、仕立てだったわけです。
いや、当初、走り込めば、違った一面を見せるかなと思ったのですが、これがタイヤのグリップ感は探れても、グリップ力を意図的に高めていない上に、スムーズといわんばかりにアンダー方向へ導くのです。つまりですね、単なるグリップ力不足、とは表現できない、評価となりましょうか、そんな感じ。
それに気づいてからは、速度域というよりは、ドライビングを完全にまったり方向へと変えて……、そしたら、良さが出てきました。これまで散々に乗ってきた新型MINIでしたが、ジョンクーパーワークスまで含めて、スポーティなセッティングのモデルが多く、そのイメージを演出されたスポーツ感に求めていたようです。それゆえに、いつしか、MINI ONEの本来の緩さを忘れていたと。それに気づくと、オンセンターのフィーリングも気にならないし、かといって、そこにゴーカートライクなMINIテイストがないわけではなく、そう、ONEたるバランスに感心を覚えました。
というわけで、MINIに対して、まったりゆったりのんびりとした乗り味を求めているならば、ONEがオススメ。1.2Lターボエンジンも、十二分手前、でも、十分以上ってなパワーを持っていますし、何より、そのすべてがバランスしているのがいい。ちなみに、乗り心地については、標準タイヤ(15インチ)であっても、タイヤのケース剛性もあって、期待ほどのコンフォート感はありません。まぁ、4名乗車すると総重量から硬さが途端に顔を出しますが、これがMINIらしさと言えば、そうとも捉えられましょうか、ね。
で、そのほかあれこれ感じたことをメモしておきましょう。インテリアはオプションのシートやら少々の変更はあったものの、ほぼノーマル状態。で、そんな中でも、気になったのはウレタン製のステアリングホイールでした。やっぱりですね、MINIらしい気分というか、インテリアの雰囲気に、あの手触りでは不足を感じます。いうわけで、本革を選びたいですな。あとは、インテリアではないけど、前にも書いたように、MINIドライビングモードも、ECOドライブできる観点から、あったほうがいい。意図的なエコドライブできないことはありませんが、すぐに走りに誘われてしますから、ストッパー的な存在となる、このシステムはあったほうがいいです。あとはあれからな、スピーカーも少々不足を感じたかな。なんて言いだすと、オプション代だけで、とんでもない額になりますから、ステアリングとドライビングモードだけに止めておいたほうがいいでしょう。
というのも、個人的にはスピーカー入れるんだったら、その予算をサンルーフに回したほうがいいかと思ったこともありましてね。ウインドウ高がなく、ルーフを意識することが多いモデルだからこそ、値段は少々張りますが、その効果といいましょうか、バリューフォーマネーは高い、かな、と。
ぐらいかな。というわけで、いいんじゃないでしょうか、MINI ONE、ノーマル仕様。スポーティさを強めたいならば、ダイナミックダンパーコントロールを入れるだけで、かなり変わりますから、それもまた、ありです。ま、正しくはMINIらしい乗り味を高めつつ、質感も高めてくれるなんて表現となりますかね。なんて言えるのも、やっぱり、素性がいいからでしょうな。そうそう、5ドアたる、しっとり感もまた好みでした。って、買うならば、なんだかんだいいながら、3ドアになるのかな。まぁ、理由としては、MTを選べることと、その際の価格といったところかな。単なる、ひねくれ者ゆえ、とも言えるんです