#1217 BMW・3シリーズに、3気筒モデルは必要なのか、不必要なのか。

 BMW3シリーズのマイナーチェンジモデルが日本でも発表となりました。もうライフ後半ですか、と思いつつ、後期モデルの本国発表は7月5日発表でしたから、1か月と半分で、日本導入、って、タイムラグがなくなりましたなぁ。その価格帯やら、装備内容やら、Cクラスを意識し過ぎなんですが、Cクラスのほうが一歩先のあれこれがあることを考えると、横並び以上の勝負を仕掛けないと……、と思うところもありつつ。まぁ、3シリーズには、ディーゼルエンジンがありますし、新開発の直6/3.0Lはかなり良さそうだし、いつラインナップ落ちするんだろうとヒヤヒヤもののMTもしっかりと残っているなど、まだまだ語れるところは……、あるといえば、あるんですが。ただね、そう、商品性だけではない、ブランドの仕掛けた勢いとイメージと、あれこれを考えるとね……、と思うところもあるわけです。
 ただ、気づきましたが、あれがいない。新登場の3気筒が、いない。そう、ミニと同じ1.5Lターボ。ただですね、いくら価格競争になっているとはいえ、日本市場では、やっぱり3シリーズはプレミアムを語るモデルとしてイメージしておきたいでしょうし、導入したところで、話題作りできる価格帯まで下げられるかが、これまた微妙なのかな、と。スッピンに近いモデルとすれば400万円を切れるでしょうけど、そもそも3シリーズをエントリーモデル的な扱いにする必要はありませんし、話題性だけで、結局選ばないモデルとして導入するようなことはないでしょうから……、つまり、難しいでしょうな。
 って、なんか今日は、新型車や、改良の発表が続きますな。メルセデス・ベンツのSLとSLKの内容変更からスタートして、スズキ・キャリイの一部改良、そして、この3シリーズ後期モデルの発表、そして、新型車としてアウディTTと、レクサスのLX570の登場、と。あ、新しいアウディTT、初代派としてはOKです。といいながらも、やっぱり、初代には勝てないかなと思ったりもしますが……。あ、デザインの話、ね。

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