#1911 あ、運転できないじゃん、でも、知人に頼むのもたいへんだし、……、の、その後。

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 年内は運転することができません。って、どこかに書いた記憶があるのですが、ひょっとして書いていなかったりするんでしょうか。あれ、どうだったっけか。まぁ、いずれにしても年明けにならないと運転はできません。ちなみに、クルマは処分をして、1年以上待たねば買えないモデルだったのですが、商談へと出掛けてみれば、その後に旧タイプとなってしまうモデルがあり、……中略……、すでに自宅に届いています。しかし、我が家までもってきていただいた時に、新車だから1か月点検に出さなければいけないことに気付きました。ディーラーまで、クルマを持って行くのって、免許を使うことができないと、たいへんなんですね。いままで、そんなことなかったので、初めて気付きました。もちろん、免許証のある知り合いに運転をお願いしてもよかったのですが、この時期にお願いするのもたいへんですので、いちはやく、ディーラーの方に運んでもらうことにしました。ということで、上の写真は、いざ出陣の時に、撮影したもの。こうして、眺めるに、やっぱり、黄色に黒という組み合わせは、好きになりきれないことまで、強く感じてしまいましたが。で、1か月点検の結果ですが、我が家に来てからは、距離は進んでいないため、ディーラーで見ていただいてもなにも溜め込むことなく、すんなりと戻ってまいりました。  そういえば、先日、どこかの線路近くで、これとまったく同じ色合いのジムニーを見かけました。日常を歩いていて、とつぜんに出会ったこともあってびっくりしましたが、と同時に、ここに1台いたかぁというがっかり感も湧き上がってきました。ま、珍しいなら珍しいで、見たことないほうが良かったのですけどね。ちなみに、ほぼノーマル状態。ってか、この色の組み合わせならば、ノーマルのまま、乗りますやね。

#1187 まだまだ語り足りない、止まるところを知らない、能登の話。

 まだまだ、能登の話、あれこれ。朝のNHKのドラマや、映画や、北陸新幹線で、話題になっていますが、なっているとはいえ、やはり、それは分かりやすい能登だけに集中しているという話を聞きました、あちこちで。能登へやってきた人の多くはドラマの舞台となっている輪島までは足を運んでも、その先まで足を伸ばすことはなく、引き返してしまうそうで。まぁ、良くて、塩田と棚田まで。その先、特に珠洲市まで来るような人は少ない……、どころかほとんどいないとか。珠洲市を目的にやってくる人といえば、映画のロケ地を訪れるか……、って、そうそう、宿で出会った女性は、パワースポット巡りで足を運んだと言っていました。その方は、クルマを利用せずに、バスと徒歩でしたので、……、それこそ、このパターンは"マレ"だと思われます。
 とても個人的な意見になるのでしょうけど、能登は、観光スポット以外がおもしろい、見知らぬところに発見が多い、何もないところが楽しい、そんな地だと思っています。つまりですね、一般観光客と共用しなくてもいい、まさに、自分だけの場所がたくさんある、そんな地。といいますか、そんなところだらけ。そして、少し移動しただけで、その景色はがらりと変わる。富山湾側の内浦の穏やかさもいいし、日本海側の外浦の荒々しさもまたいい。どちらも、いい。奥能登の、ひと気のなさもいい。原発誘致で、町が大きく揺れたことを、すでに過去のものとして、スタートを切っているスタンスもいい。天気によって表情をがらり変えるところもいい。つまり、どれもいい。みんないい。
 食べ物なんて、どこでも、なんでも、美味しい。特別をアピールしているところへ足を運ばなくても、懐石だイタリアンだフレンチだに仕立てなくても、実のところ、地元の個人商店はもちろん、スーパーであっても十分だったりします。ただ、キャベツだけは、千葉県産ばかりを見かけましたが……。宿にしても、いわゆる旧態依然とした民宿が多いけど、ここにしかないがたくさん詰まった宿も、探せばある。
 前にも書きましたが、能登は日常の疲れやストレスを癒してくれる場だとは思っていません。これも前に書きましたが、リフレッシュさせてくれる場でもないと感じています。能登は、日常だと思い込んでいたあれこれのほうが非日常だと気づかせ、能登に流れゆく時こそが本来の日常であることを、教えてくれます。そして、そこにいると、これでいいんだ、これがいいんだを、見つけることができます。
 ボクが、能登を好きな理由は、それにつきるのです。

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