#1185 やっとのことで我が家へと帰ってきたグランドチェロキー(再)。

 我がグランドチェロキー、アタマをもぎってしまったボルトをなんとか引き抜いてもらい、ネジ穴を修正してもらって、本日、無事、帰宅しました。相手はアルミだったがゆえに、相当に難航したようで、最悪、フロントカバー交換を予告されていたので、ほっとひと安心といったところでしょうか。あとは、ボルト単品で出てきたのも、よかった。いや、多いんです、このクルマ、何かとセットってパターンが。それこそ、テンショナーとセットと言われたら、どうすべーと思っていたので、それも助かりました。
 今回のトラブルの要因を振り返ってみましたが、いい加減な性格が、その主たるもの。ソケットを買いに行った→走ったもんだからエンジンブロックあっちち→腕にやけど→冷めるを待とうかと思った→次の瞬間にタオルを巻いて作業→それでも手を入れられず、いい加減な作業に→ナットをしっかりと掴まぬままに、違う方向へと力を掛け→云々……。そういう人間なんです、ワタクシ。
 そうそう、最初の修理完了時の帰り道は、なんだ、このクルマは! 的な違和感を強く覚えましたが、本日迎えに行った、その帰り道は、そんなあれこれを感じませんでした。あれだけ、ゴルフGTIに乗り込んだ直後だったにも関わらず。まぁ、最初は、硬いサスペンション(バネ)ながらよく動くシャシー(ダンパーとブッシュセッティング)との不協和音に、グランドチェロキー初体験的な違和感を覚えましたが、すぐに、そのリズム感を思い出し、曖昧さあふれるステアリングフィールにもリズムを見出し、自然と、自分がそれに合わせていることに気づきました。ドイツ車のような精密さには欠けるけれどスムーズに吹け上がるV8エンジンに親しみを感じ、のんびりまったりと動くシャシーフィールに心地よさを思い出し、操舵力が大きく変わるステアリングフィールにこんなもんでしょうと、笑いつつ。
 で、気づいた。アイドリング時のエンジン回転がピタリと止まっていることを。そして、その回転数が600回転+αであることを。そうなんですね、これまでは、フラフラと動き、しかも、回転数はもっと高かったですから。というわけで、整えられて戻ってきたグランドチェロキー、この先、どんな付き合いになるんでしょうかね。30万kmに届くんでしょうか。

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