#1186 らしさを残したままに、エコもコンフォートも可能な、ゴルフGTI。
さてと、ゴルフ7GTIのまとめを。結局、約1400kmを走り、そのうち能登往復は約1000kmとなりました。通じて感じたのは、#609で感じたハイパフォーマンスぶりと、#1183で感じた日常で使えるモデルであることを、バランスしていること。つまり、その懐の深さに感心しました。
今日、はじめて気づいたのですが、DCC(ダンパーセッティングそのもの)に3つモードがありました。てっきりノーマルとスポーツだけだと思っていたら、コンフォートがありましてね。で、そのコンフォートをセレクトしますと、バウンド・リバウンドが許されるようになりまして、ノーマルモードであってもよく確保しているなと感じていた乗り心地をさらにアップしてくれます。ただ、サスペンションは規制を少々解かれたといった感のある動きをしますから、GTIたる期待ズレを感じるやもしれませんが、少なくとも他人を乗せた時には、役立つモードであることは間違いありません。しかも、テスト車両はオプションとなる225/40R18サイズのタイヤを履きながらですから……。
前にも言いましたが、もちろん、DCCというギミックによるところもあるでしょう。しかしですね、<乗鞍の吉田テストコースであるドタバタ路をハイスピードで走っても、絶妙なリバウンド減衰力をもってして、路面からタイヤを離すことなく駆け抜けていく様は、そもそもの素性の良さを感じるところで、まさに天晴れとしかいいようがない。そして、余計な動きを感じさせないストロークフィールはハイパフォーマンスであるだけではなく、しっかりと快適性を確保しているところがまた絶品。そう、加減がいい。まさに、それは良い・加減。そうなんですね、スペックだけではなく、バランスにその真価があることをつくづく感じるわけです。これこそがGTIらしさ。
なんてことを書きつつ、ひとつだけ気になっていることがありました。気づいたら、エコモードがデフォルトになっていたこと。特に、能登往復は、燃料費節約のためにエコモードを多用していて、その道中、果たしてGTIの意味はあるのか? と思ってしまったほど。なんていうんでしょうかね、道なき道を走ることができるヘビーデューティなオフローダーなのに、街中しか走っていないみたいな、そんなもったいなさとでも言いましょうか。そして、#1183と#609で、まとめ方に整合性が取れていないような気もしましたし。
でも、振り返ってみると、エコモードであっても、ちょっと踏み込めばGTIらしさの片鱗を見せますし、そもそも、エコモードでも、サスペンションのストロークフィールとかハンドリングやらに、GTIらしさを感じられます。ハイラインとは違う、スポーティに特化したというGTIらしさ。つまりですね、#609のような限界走りをせずとも、GTIたる真価を楽しむことはできるわけです。しかも、コンフォートモードを利用すれば、快適性を失わずに済みつつ、エコモードを使えば、燃費を期待しながら、GTIたる走りを楽しめる、と。そう考えると、DSGで391万円は、高くはないのかもしれません。まぁ、先代までのリーズナブル感は薄くなりましたが、ね。
そうそう、忘れないようにメモ。エンジン制御でエコが選択されていても、モードそのものがエコモードを選択していないと、コースティングしません。というわけで、乗り味をコンフォートで、エンジンをエコとカスタムしても、コースティングはしませんので。
今日、はじめて気づいたのですが、DCC(ダンパーセッティングそのもの)に3つモードがありました。てっきりノーマルとスポーツだけだと思っていたら、コンフォートがありましてね。で、そのコンフォートをセレクトしますと、バウンド・リバウンドが許されるようになりまして、ノーマルモードであってもよく確保しているなと感じていた乗り心地をさらにアップしてくれます。ただ、サスペンションは規制を少々解かれたといった感のある動きをしますから、GTIたる期待ズレを感じるやもしれませんが、少なくとも他人を乗せた時には、役立つモードであることは間違いありません。しかも、テスト車両はオプションとなる225/40R18サイズのタイヤを履きながらですから……。
前にも言いましたが、もちろん、DCCというギミックによるところもあるでしょう。しかしですね、<乗鞍の吉田テストコースであるドタバタ路をハイスピードで走っても、絶妙なリバウンド減衰力をもってして、路面からタイヤを離すことなく駆け抜けていく様は、そもそもの素性の良さを感じるところで、まさに天晴れとしかいいようがない。そして、余計な動きを感じさせないストロークフィールはハイパフォーマンスであるだけではなく、しっかりと快適性を確保しているところがまた絶品。そう、加減がいい。まさに、それは良い・加減。そうなんですね、スペックだけではなく、バランスにその真価があることをつくづく感じるわけです。これこそがGTIらしさ。
なんてことを書きつつ、ひとつだけ気になっていることがありました。気づいたら、エコモードがデフォルトになっていたこと。特に、能登往復は、燃料費節約のためにエコモードを多用していて、その道中、果たしてGTIの意味はあるのか? と思ってしまったほど。なんていうんでしょうかね、道なき道を走ることができるヘビーデューティなオフローダーなのに、街中しか走っていないみたいな、そんなもったいなさとでも言いましょうか。そして、#1183と#609で、まとめ方に整合性が取れていないような気もしましたし。
でも、振り返ってみると、エコモードであっても、ちょっと踏み込めばGTIらしさの片鱗を見せますし、そもそも、エコモードでも、サスペンションのストロークフィールとかハンドリングやらに、GTIらしさを感じられます。ハイラインとは違う、スポーティに特化したというGTIらしさ。つまりですね、#609のような限界走りをせずとも、GTIたる真価を楽しむことはできるわけです。しかも、コンフォートモードを利用すれば、快適性を失わずに済みつつ、エコモードを使えば、燃費を期待しながら、GTIたる走りを楽しめる、と。そう考えると、DSGで391万円は、高くはないのかもしれません。まぁ、先代までのリーズナブル感は薄くなりましたが、ね。
そうそう、忘れないようにメモ。エンジン制御でエコが選択されていても、モードそのものがエコモードを選択していないと、コースティングしません。というわけで、乗り味をコンフォートで、エンジンをエコとカスタムしても、コースティングはしませんので。