#1176 最新型レガシィB4に見つけた、新しい走りと、あと少し感。

そもそも、レガシィは、先代モデルでグローバルなモデルへと進化しましたが、そう言いながらも日本市場にかなり気を遣っていて、それが中途半端さを生んでいたところもあったような気がします。そして、最新型では、レヴォーグにその役割を渡すことで、まさに足枷が外れたかのように、生き生きとしていました。デザインはもちろん、走りに至るまで、質感の大幅なアップですな。結論を先に述べるならば、この手のアメリカのスタンダードセダン、つまり、ミドルクラスサルーンクラス(FF)の中ではトップであることを感じました(新しいVW・パサートに乗っていないので、パサート除いての話とはなりますけども……)。

ただ、日常では大きくストロークさせることなく硬さすら感じさせたサスペンションでしたが、修復を放置されたような路面ではストロークを許されて大きくバウンドして大きくリバウンドする……、って、こういうシーンでは当たり前の動きですが、その際の減衰力がですね、快適性を確保するために少々緩めにセッティングされていて、特にリバウンドストローク時のスピードがちょっと速い。というか、意図的に速い。つまり、単純な表現を使いますと、ふわり感が出る。スポーツカーではありませんから、当たり前といえば当たり前ですが、日常とは違う動きゆえに、戸惑いを覚えるのも、また事実。インプレッサ系で顔を出していた動きと似ていますが、まだまだ、抑えきれていないと捉えるのか、それとも意図的と捉えるのかは、ちょっとわかりませんが。勝手に推測するにですね、これって、バネレートがちょいと高めで、かつプログロッシブレートか、ダンパーの速度域によって相当に減衰を変えているかといった感じ、か。感じるに、ストローク量は多くありませんから、それを補っているってのも、このシーンにおいては、隠しきれないのかな……、って、どこか間違っているような気もしますが。まぁ、そんな感じなのです。

あとは、クラブレガシィでは、この17インチに対して高速域で不足を感じると書いていますが、それはリミテッド(スタブレックスライド採用モデル)と比較しての話と捉えてもらうといいかなと。
と、ついつい厳しいこと「も」、書きましたが、新しいレガシィは、とってもいいと思います。ただ、日本市場に見合っているか、また、自分が欲しいモデルかは、別の話。でも、いいんじゃないですか、なんていうんでしょうかね、グローバルで評価されるレガシィがあってこその、レヴォーグやらインプレッサやらXVやら、って感じで。
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