#1911 あ、運転できないじゃん、でも、知人に頼むのもたいへんだし、……、の、その後。

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 年内は運転することができません。って、どこかに書いた記憶があるのですが、ひょっとして書いていなかったりするんでしょうか。あれ、どうだったっけか。まぁ、いずれにしても年明けにならないと運転はできません。ちなみに、クルマは処分をして、1年以上待たねば買えないモデルだったのですが、商談へと出掛けてみれば、その後に旧タイプとなってしまうモデルがあり、……中略……、すでに自宅に届いています。しかし、我が家までもってきていただいた時に、新車だから1か月点検に出さなければいけないことに気付きました。ディーラーまで、クルマを持って行くのって、免許を使うことができないと、たいへんなんですね。いままで、そんなことなかったので、初めて気付きました。もちろん、免許証のある知り合いに運転をお願いしてもよかったのですが、この時期にお願いするのもたいへんですので、いちはやく、ディーラーの方に運んでもらうことにしました。ということで、上の写真は、いざ出陣の時に、撮影したもの。こうして、眺めるに、やっぱり、黄色に黒という組み合わせは、好きになりきれないことまで、強く感じてしまいましたが。で、1か月点検の結果ですが、我が家に来てからは、距離は進んでいないため、ディーラーで見ていただいてもなにも溜め込むことなく、すんなりと戻ってまいりました。  そういえば、先日、どこかの線路近くで、これとまったく同じ色合いのジムニーを見かけました。日常を歩いていて、とつぜんに出会ったこともあってびっくりしましたが、と同時に、ここに1台いたかぁというがっかり感も湧き上がってきました。ま、珍しいなら珍しいで、見たことないほうが良かったのですけどね。ちなみに、ほぼノーマル状態。ってか、この色の組み合わせならば、ノーマルのまま、乗りますやね。

#1177 スバルの理想が仕立てられている、レガシィの2.5LエンジンとCVT。

 レガシィ話の続きです。今回「も」、有料高速道路を利用することなく、すべて下道(一部自動車専用道路を利用)で走ってきました。いつものルート、八ヶ岳のパン屋経由、乗鞍温泉までの、往復ですな。ですから、峠は、大垂水峠、小仏峠を越えて、甲府盆地を走って、八ヶ岳の麓を走って、下りて、諏訪、塩尻、松本市街地を抜けて、乗鞍越えならぬ、乗鞍上り。って、まぁ、峠っていったって、大垂水はレベルとしては小さいですし、甲府盆地ったって、平地を走らず、丘陵を上って下ってを繰り返していますから、低燃費を期待するには不利なシーンばかりですな。
 さて、エンジンについて少々。新しいFB25型(2.5LNA)は、中回転域のトルクをしっかりと出しておりまして、とっても好印象。高回転でのパンチは期待できずとも、そこに届く前に、とんでもないスピードに到達していますので、別に気にならないといった感があります。そう意味からしますと、S#へとスイッチさせたら、とんでもないパンチが出てくるという期待には、応えきれていないかもしれません。
 で、このFB25、CVTを含めた新型レガシィの2.5Lユニットは、FB20(2.0LNA)に感じたあれこれ(#1145)は見当たらずといったことからも扱いやすさが好印象。たとえば、発進時に気を遣う件は少しアクセルペダルを踏んだだけで2000回転へとは飛び込まず、1500回転で止まってくれますし、1200回転以下をキープしたいという理想のペダル操作は……、できる、というか、難しくない。考えるにですね、スバルの理想を求めるに優先されたのは発進時のパワーであり、そこだけを観察してみると、実は、2.0L、2.5Lともに、そのフィーリングは、エンジン排気量差ほどの違いを感じさせません。つまり、同じように発進し、加速していきます。そう考えると、2.0LNA+CVTの仕立ては優先順位を明確にしただけの話であり、低燃費を諦めたわけではなく、それに対して安直にダメ出しをするのも酷であるのかなと。そんなことを感じました(反省)。
 というわけで、この2.5Lユニットは1200回転以下でのアクセルコントロール(走り)をしやすく仕立てられていまして、そこを意識する、つまり、アクセルわずかに踏んでロックアップさせて1000回転少しをかなり保つことで、低燃費を引き出せます(左写真)。瞬間燃費計を見ていると30〜40km/Lですから、これを利用しない手はありませんな。気を遣うのは、いかに後続車に迷惑をかけないように、この回転域を引き出すかといったところでしょうかね。発進時は諦めて1500回転までを許して、速度が乗ったところで1200回転以下に止めることを意識したほうがいいといった感じかな。と言ったって、発進時1500回転ですから、2.0Lと比較すれば……。
 ただ、アクセル踏み込んだ途端に、燃費は悪化しますから、って、これは2.0Lユニットと同じ。街中ドライビングでは10km/Lを割り込みますので、燃費は語れないなと感じてしまうかもしれません。ただですね、以前、述べましたように、スバルのユニットってのは、安易に低燃費に振っていないとは言っても、ちゃんと考えられていて、アクセルワーク次第で、燃費を引き出すことができる、つまり、やればできる子的なニュアンスがあります。つまりはドライバー次第でであり、これ、とっても理想。ところが、ドライバー次第ゆえに、走らせ方を知らずして燃費が悪いと言われてしまうこと、勘違いされてしまうことが多い。なんかね、なんだかね……。
 で、なんだけっか、また、長くなってきた。そうだ、CVTだ。#1145でも書きましたが、MTライクな制御で気になるところがありました。インプレッサにもあったのかな、ちょっとわかりませんが、それが、下り坂での速度キープ制御。つまり、エンブレを利用した制御ですが、実は、低燃費運転時ってのは、下り坂シーンでできるだけ速度を稼いでおきたいことがありますよね、その先が上り坂だったりすると、特に。ところが、パドルシフトで高いギアをセレクトしようとも1500回転以下のギアを選ぶことができない、つまり、速度をのせる、上げることができない。この、ホールドを解除するためには、アクセルペダルを踏んで、クルマにこれぐらいの速度で走りたいと意思表示をしなければならないのえdすが、これは、つまり、燃料を消費しなければならず……。
 ただ、同じユニットに対して、一方でエンブレが利くと評価しつつ、今度は利きすぎと意見するのも、いかがなものかと思うところもあります。ま、完璧を目指すにはまだまだいろいろと課題はあるってことですな。そういう意味からしますと、MTならば、自分でギアをセレクトできますから、MTライクと、完璧なMT感覚とに、まだまだ差が大きくあることを感じました。まぁ、ロードスターのところでも書きましたが、MTの本質ってのは、レバーを動かすことではなく、細かにクルマをコントロールできるところにありますから。そういう意味では、やっぱりコースティングは有効なのかなと思ったりします。BMWのATやらは、下りで加速していきますが、ギアセレクトすればもちろん速度ホールドします……、って、このあたりに回答があるのかな。
 長くなった。結局、そんなルートを、時に低燃費を心掛け、時にハードに山道を走りながら、520kmほど走って13.7km/L。高速道路走行で稼いだら、どこまで伸びるのかなといった興味はありますが、これで十分ではないでしょうか。最近、最新のスバル車のあれこれに乗って感じたのは、スバルの理想をいちばん的確に表現しているといいますか、、スタンダードというかは、ベンチマークは、2.5Lユニットかなと。不足ない発進・加速を実現した上で、低燃費操作も可能にしているってこと。ま、バランスに優れているユニットという表現のほうが的確かな。近々、いろいろと話を訊ける機会がありそうなので、そのあたりの話はまた後日にでも……。

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