#1173 イマドキに慣れたらあれこれ古さを感じた、グランドチェロキー(WJ)。

 帰ってきたグランドチェロキーは、こんなもんだっけかなと、こんなだったんだなぁというあれこれに感心しながらも、イマドキのクルマとの違いにあれこれ感じていました。たとえば、アイドリングストップがない。これは燃費性能を求めるにおいて致命的であり、都心よりもストップ&ゴーが少ない八王子あたりでも、停止時の燃費を観察していると、エンジン止めようかと思ってしまうほど。あとは、パドルシフトも。実は、なくてもいいといいかなと思っていましたが、あることに慣れてしまうと、ないととんでもなく扱いにくいクルマだと感じてしまいます。さっと操作できること、全てのギアを選択できるという意味から。というのも、うちのグランドチェロキーは、レバー操作が大げさでありまして、さらに、ATは5速で、シフトセレクトは2とLのみ、あとODオフスイッチ付きなんですが、5速に入っている際には、4速は選べるものの、その後、3速をセレクトすることができない……とか、こういった細かな不便がとっても気になりました。そもそも、ないことに慣れていたはずなんですけどね。
 まぁ、多少の不便があろうとなかろうと、もうしばらく乗ることに決めましたから、あれこれを交換しておくことにしました。まずは、23万km無交換だった補機ベルトとテンショナーの交換から。ベルトって、そう、タイミングベルトじゃなくって、エンジン補機のあれこれを回すためのベルト。下手すると、車検ごとに交換とか言われる、あのベルト。そうなんですね、無交換でした。交換してくれと頼んでも、その必要がないと交換されずに、23万km。たしかに、滑りどころか、その気配すら見せることなくて、交換の必要はなかった(写真上のベルトがそれ)んですが、ベルトテンショナーから異音が出ていたので、ついでに一緒に交換することにしました。
 そしたら、見事に失敗した。いや、ボルトを外して、ベルトを掛け替えるだけだったんですが、ちょっと隙間がなくって無理をしたら、はまってしまって……、中略、………、ボルトの頭が折れた。いやー、無理してはいけないと、あっちは15mm、こっちは13mmという特殊なサイズが必要なことに気づくたびにホームセンターへと走っていたのですが、最後の最後、もはや面倒になっていたので、手元にあるものでどうにかしようとして、肝心なところでしくじった。
 というわけで、動きますけど、修理工場までは自走できませんから、またもレッカーにお世話になることになりました。いやはや、いやはや。情けないやら、恥ずかしいやら。この前、修理工場から帰ってきたばかりなのにね、10日で逆戻りとなりました。

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