#1144 ステアリングとECUと、ダブルトラブルに見舞われた、グランドチェロキー。

 我がグランドチェロキー、壊れました、そして、止まりました。あれは、連休前のこと、ステアリングを切るとフロントからパキパキ音が響いて止まらない。これまでもフロントへ荷重を移した時にパキッと鳴ることはありましたが、鳴り続けることはなく、最悪デフだったら相当な修理費だろうから、下りる時が来たかと覚悟を決めました。
 ただ、廃車にするにしても、一度、見積もってもらって決めようと、工場へ持っていくことに。トラブル発覚から数日後、最悪、工場へ行ったまま戻らないこともあるからと、荷物を下ろしつつ、状況を再確認したら、音が消えていた。全くに、消えていました。とはいっても一度見てもらっておかねばと、何かあっても任意保険のレッカーサービスを利用できる距離内工場を選んで、そこまで自走していくことにしました。
 そしたらですね、工場まであと1kmもないところで、エンジンストールで止まりました。そうなんですね、もうひとつ別のトラブルが加わりました。実は、23万kmも燃料ポンプ無交換でしたので、このエンジンストールというトラブルは覚悟していました。つまり、とうとう来たか、と。で、なんとか工場へたどり着いて調べてもらったら、不良は、燃料ポンプではなく、エンジンECUとのこと。V8/4.7Lのとんでもない排熱なエンジンルームに置かれたECUながら、良く壊れないものだと半ば感心していましたから、……、まぁ、こちらもとうとう来たかって感じですな。
 ところが、この前の車検で話を聞いていたATのバルブボディに続いて、このエンジンECUもすでに生産が終了おり、さらには、OEMモノも手に入らないとのこと。そして、そもそものトラブルだったパキパキ音は、ステアリング系のブッシュがもはや限界を超えていたようで、あれこれを交換して……、その見積もり25万円。がーん。
 ちなみに、エンジンストールした際、2車線道路の右側車線を走っていましたが、たまたま、左側車線にクルマがおらず、しかも、ちょうど、そこにタイヤ館がありまして、惰性のままに、その駐車場へとなんとか頭を入れられ、最後はタイヤ館のスタッフに押してもらって、混乱を招かずに済みました。そうなんです、ラッキーでした。って、実は似たようなことが、ファミリアターボ時代にありました。ガス欠直後、目の前にスタンドがあって、まさに惰性でスタンドに入れたってことが。
 なんかね、不思議な何かを感じるわけですよ。今回のECUトラブルの件だって、工場へ持っていくところだから、助かりましたが、これが山の中にいる時だったら、かなり面倒なことになっていましたから。で、結論としては、中古のECUを使って直すことにしました。そもそも、中古ECUを使ってもこの先どこまで耐えられるかわからんですし、だいたい、燃料ポンプは交換せずのままだし、そのほか、あれこれあって、負けに掛けるような気もします。ただ、不思議なあれこれから、きっと直しておきなさいって言われたと捉え、修理することに。考えようによっては、ここまで壊れたんだから、いい加減、諦めなさいと言われている、ともいえるんですけども。

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