#1131 桜が咲き、クレソンが芽吹き、ようやく春が訪れた、八ヶ岳山麓。

 いよいよ八ヶ岳も春を迎えていました。山麓でも4月に入ってから雪が積もったとかで、標高1000mを境に、上はまだ冬、下は春がやってきたという、そんな風景が広がっていました。そして、もはや山麓といえない下界では、桜は満開を迎え、花桃やらあれこれも花開き、菜の花や水仙までも咲いていて、まさに、一気に春がやってきた、そんな雰囲気がありました。個人的には東京の春よりも、この一気に春が来るという山里の春のほうが好みだったりします。なんていうんでしょうかね、その一気って感じが、春の歓びを存分に表現しているとでもいいましょうか、そんなところが。
 桜の写真は、23日に撮影したもの。植えられたソメイヨシノと、そこに混じった山桜と、交配した雑種とが、あれこれと入り交じって、また、桜見物する人も少ないという好条件もあって、暮れ行く一日に懐かしさに重なるような名残惜しさを感じつつ、これからやってくる新緑の季節に心躍らせるという、不思議な空気感を愉しみましたが。
 八ヶ岳を横断する国道299号線は、23日だったかに冬期通行止めを解除したようで、走りはしませんでしたが、八ヶ岳を眺めている限りでは、それなりの雪が残っているようです。今年は、雪壁を見に行くことはありませんが、って、それもまた久しぶりのことか。ま、この次で、あれこれと書きますが、今年の大型連休は、久しぶりに、ほんと久しぶりに東京で過ごすことになりそうです。
 そうそう、クレソン群生地を見に行ったら、ようやく芽を出したところでしたが、すでに刈り取られていて、無残な姿となっていました。写真いちばん下は、そんな群生地の中でも、知られていない群生地ゆえに、もちろん、手付かずでした。あと、サクラソウの群生地も、ようやく地を這いつくばるように葉を広げたところ。クレソンの刈り取り頃、サクラソウの見頃は大型連休明けになりそうですな。

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