#1108 携帯相手はFusionで、固定相手はLaLaコールで、という面倒な話。

 インターネット、携帯電話の利用料金が、規制緩和やらも後押しもあって、プラン続発、内容改変が早過ぎて、まったくもってついていくのがたいへんです。しかも、そこに税抜き、税込み表記が混在していて、その税額ったって8%ともなれば大きく影響しますから、ややこしくて、ややこしくて。結論としては、どれも大きく変わらず、となるわけですが、ま、どこかに統一することがキーでしょうな。ま、安くしたいならば、とにかく家庭用電話を諦めること、これに尽きます。光なら基本料540円で固定電話が使える? しかし、光にした時の費用を考えると、回答はあきらかですな。ま、ネット環境への依存度にもよりますかね。
 さて、携帯電話の通話料の話。キャリアの携帯電話料金システムに不満のある者としては、とっととキャリアを脱出して、いわゆるインターネット電話を利用してのあれやこれやを考えるわけですが、ここに来て、こちらも激戦の様相に。なので、ちょいと整理してみました(表組み)。まずは税抜きと税込み表記の整理をしてから1分あたりの通話料を明確にしました。それぞれの基本使用料はIIJmio利用者の観点になっていますので、あしからず。
 ま、理想はそもそもOCNを利用することでしょうな。データ通信のほうはさておき、電話は通話料が安い上に、基本使用料も無料ですし。で、IIJmio利用者としてキーとなるのは部外者ゆえに課せられる基本料324円。つまり、どこでこの基本料を回収できるか、というライン。たとえば、誰でも基本料無料のFusionを利用すると、携帯へと掛ける料金は、OCNと変わらないものの、固定電話へと掛けた時に1分あたり14.4円という大きな差が出てきます。で、計算すると……、22.5分以上掛けるならば、基本料を払ってでもOCNのほうが安くなります。んー、微妙なライン。ただ、仕事で会社(固定)相手ということもありますから、簡単に超えるといえば、超えるか。
 ならば基本使用料の安いところを……、あ、LaLaコール(基本料108円)がありましたな。というわけで、計算していくと、携帯相手ですと、FusionやOCNよりも高くなりますが、固定相手ですとOCNと同じ。で、これも計算してみると……、おっと、固定相手に6.944分以上掛けるならば、LaLaコールのほうがお得になりますな。
 つまりですね、携帯電話へ掛ける時はFusionを利用して、固定電話へ掛ける時はLaLaコールを利用するのが、安くなると。050の番号をふたつ持つことにはなりますし、掛ける相手によってさらに操作方法(アプリ)が異なるという面倒が出てきますし、なによりもあのグループから脱出したばかりなのにという想いもありますが、ま、仕方ない。
 と思っていたら、なにさ、IIJが0037を利用可能に? 通話料はFusionよりも少々高いのですが、そのメリットは電話回線利用ゆえに090の番号通知をしてくれることにあります。これがですね、意外に重要でして……。というのも、050を利用していると、その着信履歴から050へと折り返しされるようになりまして、って、OSとしての電話UIとインターネット電話UIの違いから、あれこれと面倒でして。つまり、受けやすい090へと折り返してもらうには、やはり090発信しなきゃいけないと感じていまして……。
 そう考えると、携帯電話相手はIIJの0037もしくはFusion、固定相手はLaLaとなり、さらに面倒となるわけです。でも、MVNOにしたメリットを出すなら、これやらんとね。というわけで、050番号2つ目運用開始です。

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