#1098 それぞれにキャラクターを表現していた、トゥアレグ、イヴォーグ、RS Q3。
まずは、VWのトゥアレグ。2世代目にスイッチし、んで、この度、改良されたモデルですな。2世代目トゥアレグに対しては、初代モデルの18インチタイヤに感じていた行き過ぎ感がまったくもって消え去っていまして、V6エンジンのフィーリングも含めて、その仕立てに感心していました。んが、改良モデルではそれがさらに高められていました。つまり、快適、快適。タイヤの転がりから、ステアリングフィールまで、この質感は、まさに最新のVWって感じでして、何が課題か、自らで分かっているんだなぁ、なんて、偉そうなことを感じました。この乗り味から、次のパサートの乗り味が想像できます。いや、プラットフォームは違いますけども。
と、それぞれにちゃんとブランド性を作り込んだ上で、与えられたキャラクターをきっちりと表現していました。ちなみに、それぞれの車両本体価格ですが、トゥアレグは686万円、イヴォークが718万円、RS Q3は799万円。ここまでの金額になると、もはや不足や言い訳が見当たらなくなることを改めて感じましたけど、しっかりと仕立てていることにオドロキを覚えました。
ちなみに、この3台だったら、どれを選ぶか。サイズ感とか、燃費とか、オフロードとか、関係なく、クルマとしての走行性能と、好みのバランスを考えると、イヴォークですな。実に良かったのですよ、イヴォーク。