#1070 手が入らないではなく、手が届かなかった、グラチェロのプラグ交換話。

 車検から帰ってきたグランドチェロキーですが、リフレッシュされたわけではなく、あっちとそっちのオイルやらを交換したのみ。ということで、手を付けなかったメニューに取り掛かることにしました。
 まずはプラグですが……、って、外してビックリしたのですが、電極がまん丸。悪い例として出てきそうなぐらいにまん丸。まぁ、前回の車検の時に交換しなかったからなぁと思いつつ、あまりの角のなさに交換履歴を遡ってみれば、なんと、交換したのは前々々回でした。つまり、時にして6年前、距離にして9万km前のこと。ちなみにプラチナプラグとかではありませぬ、レギュラーなプラグ。どおりで最近、ご機嫌斜めと言わんばかりの、点火のバラつきがあったわけです。
 というわけで、グランドチェロキーでは、初めてのプラグ交換作業となったわけですが、手が入らないというよりは、手が届かなかった。足はつま先立ちになり、エンジンルームにべったり体を付けて、それでもギリギリ。自慢じゃないですけど、腕は長いですから、余裕さね、と思っていました。ところがギリギリ。ギリギリなのに、
手を入れにくいところがあって、面倒というよりは、もはやまったくもって疲れました。
 作業は、あちこちに書かれているように運転席側バンク(アメリカのサイトでは助手席という表現)の奥が面倒でしたが、最も困難かと思われた#8(いちばん奥)は、意外にもプラグレンチ(写真の緑色)を回すスペースがあり、たいへんではなく。いや、たいへんでしたが、オイルゲージが邪魔して、イグニッションコイルを上に引き抜けないことでしたので、困難とまではなりませんでした。で、最も面倒だったのは#6でして、市販のプラグレンチだとハンドルを回すスペースがほとんどないため、体をひねって、手をひねってとなり、これが妙に疲れました。
 このグランドチェロキーの2世代目モデルは初代モデルの大改良版ゆえに、いくらコンパクトなこのV8へと載せ換えたところで、あれこれは後付けになっているところもあり、整備性の面ではこうしたマイナスがあるんだと思われますが。このあたりは、まさに整備性を考えていないというひとつの例ですな。
 さて、次はテンショナーとベルトの交換です。今ごろ、テンショナーは、太平洋を戻ってきている頃だと思います。そう、台湾から太平洋を渡って一度アメリカへ行っていますので、表現としては戻ってくる、になります。あ、ベルトはすでに戻ってきてます、数年前に。ちなみに、ベルトもテンショナーも初交換です。23万kmにして。って、自宅のパーツストックヤード(箱ともいう)を見ていたら、ヘッドランプバルブも無交換。スピーカーなんて3基目なんですけどね。
 そうだ、プラグを排棄する時って、燃えないゴミ扱いでいいんでしょうかね。

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