#1048 偶然出会った手造りプリンに気付かされた、直感たる大切さ。

 出会いは突然でした。予期など全くしていませんでした。それは、御殿場でたまたま入ったスーパーにて。質素、いやいや、シンプルなデザインに、不思議を感じ、手に取ってみると、それは手造りを謳いながらも、演出を装ってはいない、まさにストレートな表現がされた、プリンでした。いくらだったかは忘れましたが、高くもなく、安くもなくといった価格。で、何気を感じて購入してみたわけですが、いざ食そうとラベルを読んでみれば、おや、原材料は、生乳、砂糖、卵、……、のみ。バニラエッセンスすら入っていない、ただ、それだけ。ほほぅ、添加物を入れていないのかと感心しながら、食べてみれば、まぁ、良くも悪くも、家庭でうまく作れたプリンそのもの。
 なんなんだ、このメーカーはと思って、ラベルを読み返せば、その所在地は島根。何故に御殿場で島根の商品を売っているんだろうかと、調べてみると、このプリンを作っているのは、無添加というよりも不要なものは入れていないことを謳う、乳製品加工メーカーでした。→(わたなべ牧場ホームページ)
 味は、はっきり言って、普通です。でも、この普通がとてもいい、気取っていない味わいがとてもいい。そんな良さにあふれていました。まじめさにこだわる作り手と、それをくみ取って販売しているスーパーとに、さらなる感心を憶えつつ、直感で選んだ自分にも感心したりして。
 そして、そこから、後先を考えず、悩むことなく、直感だけで思い切ることが、愉しさを連鎖させることを思い出しました。実は、あれこれと期限付きで決断を迫られていたのですが、なんか踏ん切りがついた気がします。明日から12月。大殺界もあと1か月で解けますから。と、ワケ分からぬことを書きつつ、その具体的なことは、また、年が明けましたら。
 あ、このメーカーのヨーグルトも購入してみようと思います。たぶん、あのスーパーに置いてあるでしょうから。

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