#1046 天晴れという言葉しか見つからない、デミオ・ディーゼル(XD)。
で、デミオ・ディーゼル。トータルで1500kmを走ってきました。その内訳は200kmの高速道路と、残りすべて下道。高速道路は往路の相模湖〜長坂、小淵沢〜塩尻北まで。つまり、帰路は能登から八王子まですべて下道。下道だけで1300kmって、書くとスゴイですな、これ。ただですね、そんな距離でも、下道をスイスイと走れてしまうのです、このクルマ。というか、下道ドライブがとても愉しいのです。
1.5Lディーゼルエンジンは音振動ともにありますが、不快感がなく、それよりも、フラットなトルク特性と小排気量ターボとは思えぬレスポンスの良さにうっとり。いや、細かいこといえば、あれこれありますけど、発進時だってアクセルを緩く踏めば、何も感じることはないですし、パンチがないと感じるとはいえ、高回転までパワー出てきますし、なによりそんな際の速度はとんでもないところにありますし。
少し書きましたが、とにかくスタビリティが高い。今回は、好みの15インチ仕様、つまりXDを借り出しましたが、なんといってもその美点は路面追従性。これは、このサイズの国産車には見当たらないフィーリングか。あ、日産・ノートの高速域において顔を出すフィーリングともいえますが、デミオのほうが上、かと。で、ハンドリングもオンセンターの曖昧さやら、その剛性感にあれこれはありますが、シャシー性能たる気持ちよさをうまく表現していて、ワインディングが愉しい、愉しい、楽しい。まぁ、たしかに頭は重いですが、それも味と考えれば、不満には感じません。
で、燃費ですが、まったくもってエコ運転をせず、だったのに、トータルで21.1km/L。はぁ、そうですか、といった感じ。ちなみに、平地で、50〜60km/hでのパーシャルにおける瞬間燃費は、30〜50km/L。そりゃ、20km/Lを超えますわな。でも、いちばん驚いたのは、八王子から横浜まで、朝の渋滞を含めての下道50kmで、20.2km/Lを記録したことでしょうかね。エコ運転はせず、前のクルマに無理なく追従しての話。オドロキですな、こりゃ。
デミオで感心したことは数多いのですが、いちばんは、シートポジションかな。国産車で、こんなに素直に、気持ちのいい、理想のポジションを取れるクルマは見たことありませんってぐらい、きれい。ゆえに、疲れないし、スポーツドライビングでも不足がない。ちょっとビックリしました。って、ビックリだらけですが、ビックリついでに、ペダルワークの考え方も秀逸。ディーゼルなのに、エンジンブレーキがしっかりと掛かる。えっと、言い換えますと、アクセルを離すだけで減速を与えていまして、先を読みながら運転していると、ブレーキペダルを踏む必要があまりない。このクラスで、ここまで作り込んできましたか、といった感じ。
もちろん、重箱の隅をつつきますと、あれこれあります。そのひとつが、タイヤのグリップ感がもう少し欲しいってこと。グリップ力はあります、はっきり言って、あれだけのトルクを支えていますから、グリップ力に不足はない。でも、そのグリップしているフィーリングに、あと少しを求めたくなる。分かりやすいシーンでは、たとえば、帰り道は低温での雨となりましたが、整えられているとはいえないワインディング路では、どこまで攻めていいかが見え辛い。あと、細かな入力を処理しきれないところがあり、先のグリップ感も相まって、そこに輸入車との違いを感じ、でも、コストを考えると仕方ないかー、と思ったりもして。難しい、実に、難しい。
それは不満ではありません。なんていうんでしょうかね、まぁこんなもんでしょと諦めを覚えさせるのではなく、ここまでできたならば、あれをもう少しどうにかして欲しかったなぁ、といった欲が出てしまうといった感じなのです。
と、書き始めたら止まらない。また、思い立ったら、書きましょうかね。そうそう、知人が、購入を決意しました。広島県人なのに、マツダに乗ったことがなく、初めてのマツダ車だそうで……。ちなみに、XD Touring Lパッケージ、って、あれです、アイボリー内装の、あれ。こういう選択もしたくなるんですな、新しいデミオって。
1.5Lディーゼルエンジンは音振動ともにありますが、不快感がなく、それよりも、フラットなトルク特性と小排気量ターボとは思えぬレスポンスの良さにうっとり。いや、細かいこといえば、あれこれありますけど、発進時だってアクセルを緩く踏めば、何も感じることはないですし、パンチがないと感じるとはいえ、高回転までパワー出てきますし、なによりそんな際の速度はとんでもないところにありますし。
少し書きましたが、とにかくスタビリティが高い。今回は、好みの15インチ仕様、つまりXDを借り出しましたが、なんといってもその美点は路面追従性。これは、このサイズの国産車には見当たらないフィーリングか。あ、日産・ノートの高速域において顔を出すフィーリングともいえますが、デミオのほうが上、かと。で、ハンドリングもオンセンターの曖昧さやら、その剛性感にあれこれはありますが、シャシー性能たる気持ちよさをうまく表現していて、ワインディングが愉しい、愉しい、楽しい。まぁ、たしかに頭は重いですが、それも味と考えれば、不満には感じません。
で、燃費ですが、まったくもってエコ運転をせず、だったのに、トータルで21.1km/L。はぁ、そうですか、といった感じ。ちなみに、平地で、50〜60km/hでのパーシャルにおける瞬間燃費は、30〜50km/L。そりゃ、20km/Lを超えますわな。でも、いちばん驚いたのは、八王子から横浜まで、朝の渋滞を含めての下道50kmで、20.2km/Lを記録したことでしょうかね。エコ運転はせず、前のクルマに無理なく追従しての話。オドロキですな、こりゃ。
デミオで感心したことは数多いのですが、いちばんは、シートポジションかな。国産車で、こんなに素直に、気持ちのいい、理想のポジションを取れるクルマは見たことありませんってぐらい、きれい。ゆえに、疲れないし、スポーツドライビングでも不足がない。ちょっとビックリしました。って、ビックリだらけですが、ビックリついでに、ペダルワークの考え方も秀逸。ディーゼルなのに、エンジンブレーキがしっかりと掛かる。えっと、言い換えますと、アクセルを離すだけで減速を与えていまして、先を読みながら運転していると、ブレーキペダルを踏む必要があまりない。このクラスで、ここまで作り込んできましたか、といった感じ。
もちろん、重箱の隅をつつきますと、あれこれあります。そのひとつが、タイヤのグリップ感がもう少し欲しいってこと。グリップ力はあります、はっきり言って、あれだけのトルクを支えていますから、グリップ力に不足はない。でも、そのグリップしているフィーリングに、あと少しを求めたくなる。分かりやすいシーンでは、たとえば、帰り道は低温での雨となりましたが、整えられているとはいえないワインディング路では、どこまで攻めていいかが見え辛い。あと、細かな入力を処理しきれないところがあり、先のグリップ感も相まって、そこに輸入車との違いを感じ、でも、コストを考えると仕方ないかー、と思ったりもして。難しい、実に、難しい。
それは不満ではありません。なんていうんでしょうかね、まぁこんなもんでしょと諦めを覚えさせるのではなく、ここまでできたならば、あれをもう少しどうにかして欲しかったなぁ、といった欲が出てしまうといった感じなのです。
と、書き始めたら止まらない。また、思い立ったら、書きましょうかね。そうそう、知人が、購入を決意しました。広島県人なのに、マツダに乗ったことがなく、初めてのマツダ車だそうで……。ちなみに、XD Touring Lパッケージ、って、あれです、アイボリー内装の、あれ。こういう選択もしたくなるんですな、新しいデミオって。