#1024 JNCAP予防安全性能アセスメントで注目すべき、アイサイトVer.2。
これがどれぐらいスゴイかといいますと、30点台は32.5点のエクストレイルのみ。被害軽減ブレーキ(32点満点)だけをピックアップすると、フォレスターは31.9点、XVは31.3点。先述のエクストレイルは24.5点、オデッセイは25.3点。ちなみに軽自動車はひと桁台となります。
旧世代といっても、その先代となるアイサイトVer.2の基本設計は先代レガシィのB型(2010年)であり、公に30km/hまでを謳っていたアイサイトVer.2には単純に不利であり、それはスバル車以外とて同様のこと。というわけで、それなのに……、に繋がるわけですな。
ちなみにこの結果について、スバルの開発担当者に話を訊きました。で、そのコメントをヨシダ流に訳してみますと、Ver.2については、先に結果が発表されたIIHS(最高40km/h)ではこのver.2にて満点を獲得いますし、そこからさらに高い速度域(今回のテストは相対速度40km/h、停止している対象物に対しては10〜60km/h)ですから、そのマージンといいましょか、アイサイトのポテンシャルは、カタログ数値だけでは語れない部分があることを実証した、と。
というわけで、そんなあれこれは、次号のクラブレガシィにて。