#936 多用され過ぎる(笑)に、もはや笑いを感じられない、昨今の話。

 耳慣れない言葉遣いがあることも、親しみのない言い回しが最近多いような気がします。どうしてそんなことを感じるかといえば、世代が違うから、広く一般とにズレがあるからで、それももちろん、承知しています。ただですね、あまりにも言葉の用法として、違うのではないかと思うことが多々あります。それが"(笑)"。そもそもは、笑っちゃうよね、という意で文章の最後に使われていましたが、その使い方については別に気になりませんし、いいと思います。しかし、あまりに多用されていると、かなり気になってきます。というか、すべての段落の最後に(笑)がつけられていると、なんとなく小馬鹿にされたような気分になります。考えすぎなんでしょうかね。なんでもかんでも付けられているのも、おや? と感じます。たとえば、最近、単なるイベントへの誘いに対する回答で、「参加します(笑)」とあったのですが、別に笑わなくたっていいじゃん、と思ったりしました。というか、笑うところじゃないし。
 ま、以前から感じているのは、ら抜き言葉も同様でして、同年代の人に連発されると、その言葉遣い止めれ、と言いたくなります。やめろではなくて、やめれ。
 言葉遣いが変わりゆくことは悪いことではないという人がいます。あたらしと、あらたしなんてのは、その最たる例ですし、そうやって言葉は変わってきたのでしょう。若かりし頃は、その変化という流れにまさに乗っていたはずなのに、いつしか馴染めなくなってしまっているのは、やはり、年とともに自分の考え方が多数派ではなくなってしまったからなのでしょうね。つまり、世代が変わっているのだと。
 まぁ、そもそも国語が超不得意で、いい加減な言葉でここを書いている自分が、こんなことを偉そうに述べていること自体が、勘違いも甚だしいわけですが……。

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