#914 能登に来る理由に出会い、そして、それを自然に言葉にした、話。

 能登半島を一周しようと思うと、丸1日ないと足りません。ってか、1日でも足りません。今回は輪島から東側を巡り(能登島より北側ね)、夕刻に半島の西側にて夕陽を眺められたらいいやと、そんな軽い気分で向かいました。行きはズルして、のと里山海道を終点まで走りましたけど、それでも、金沢発ー金沢着で400km。8時前に出て、20時過ぎに帰着。単純にのと里山海道の往復100km分を除いて、下道300km。いつもより少ないじゃんと思われるかもしれませんが、今回の下道は漁港やら民家やら、そんな海岸線の下道でして、疲労レベルはかなりのものになりました。
 ただ、出会いは数多く、いちばんの収穫は、気付いたら地元の方に対して、“また、能登に来る理由が見つかりました”と、自然と言葉にしていたこと。場所が見つかったことだけではなく、そんな表現を自然にできるようになっていた自分が、いちばんの収穫でした。ま、そういうことなんですよ、そういうこと。素直でいると、全てをすんなりと受け入れられ、そして自然と自らを表現できる、表現したくなると。そう考えると、能登は、とっても居心地がいい地である気がしてきました。素直になれる、素直にさせられてしまうという意で。ただ、冬は避けたいものですが。って、冬も来てみないとわからんですな。
 いちばん下の写真は日没を待ちつつ撮影した夕景。ここは、地元の人しか知らぬ場所ではなく、わりと有名なスポットなんですが、いたのは犬の散歩に来た人ぐらいで、ほかは誰もいなかった。住んでいる人々にとっては、あえて見るべき景色ではないんでしょうね。とても、もったいない気がしつつ、それゆえに独り占めできたのも事実なんですが。ちなみに、太陽が沈むところは見られませんでした。クルマの写真を撮るのに夢中で、気付いたらば、沈んでいました。

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