#889 Cooper SDとONE Firstを追加して話題を繋げるMINIの話。

 話題を途切れさせないこと、これもまた海外の自動車メーカーは上手い。というわけで、1週間経たずにMINIブランドから新しい発表がありました。高出力なディーゼルエンジンを搭載したクーパーSDと、1.2Lエンジンを搭載したエントリーモデルのOne Firstの登場ですな。って、またもBMWネタですが、ま、贔屓しているというより、気になるのだから仕方ない。ここはニュースサイトではないので、ピックアップするネタに偏りがあるのはお許しあれ。ということで、ここのラベルにもBMWを追加しておきました。
 さて、追加されたディーゼルエンジンはトップグレード用。最大トルクは360Nmだそうで、しかも、1500回転から発生となもし。360Nmってのがどれぐらいスゴイかといいますと、レガシィの直噴化されるまでのターボエンジンの最大トルク350Nmを超えています。もう一度書きますけど、それを1500回転から発生させます。しびれますな、しびれます。ほんと、しびれます。
 で、一方のONE Firstは、1.2Lターボを搭載しての登場ですが、エントリーレベルとはいっても、最大トルクは150Nmで、なんと1400回転から発生するそうで。まぁ、最高出力は55kW……、って、軽自動車ターボモデルの47kWと比較するとたいしたことないように感じますが、加速とは出力ではなくトルクで語るものですから云々。
 昨日のレヴォーグの試乗会でも感じたのですが、やはり低・中回転域のトルクをどのように表現するかで、クルマの愉しさは大きく変わってくるもの。MINIに新しく加わった2種類のエンジンは、エントリーとハイエンドという極端に位置づけられていますが、ともにそれを持ち合わせています。いやはや。そして、この導入手法にも、唸らせるところがありますな。いやはやいやはや。

このブログの人気の投稿

#1297 イチオシに変わりなかった、ルノー ルーテシア ゼン MT。

#1113 5年目にして……、トラブルではなかった、後付けサンルーフのあれこれ。

#1735 快適すぎるし、愉しすぎる。想像していたその先に到達していた、プジョー308。