#889 Cooper SDとONE Firstを追加して話題を繋げるMINIの話。

さて、追加されたディーゼルエンジンはトップグレード用。最大トルクは360Nmだそうで、しかも、1500回転から発生となもし。360Nmってのがどれぐらいスゴイかといいますと、レガシィの直噴化されるまでのターボエンジンの最大トルク350Nmを超えています。もう一度書きますけど、それを1500回転から発生させます。しびれますな、しびれます。ほんと、しびれます。
で、一方のONE Firstは、1.2Lターボを搭載しての登場ですが、エントリーレベルとはいっても、最大トルクは150Nmで、なんと1400回転から発生するそうで。まぁ、最高出力は55kW……、って、軽自動車ターボモデルの47kWと比較するとたいしたことないように感じますが、加速とは出力ではなくトルクで語るものですから云々。
昨日のレヴォーグの試乗会でも感じたのですが、やはり低・中回転域のトルクをどのように表現するかで、クルマの愉しさは大きく変わってくるもの。MINIに新しく加わった2種類のエンジンは、エントリーとハイエンドという極端に位置づけられていますが、ともにそれを持ち合わせています。いやはや。そして、この導入手法にも、唸らせるところがありますな。いやはやいやはや。