#818 いいインタビューが多いので、Podcastにまとめようか、という話。

 新型車のとりまとめを行った方にインタビューするという仕事をいただいています。一般社団法人全国軽自動車協会連合会が発行している軽自動車情報という、書店では販売していない月刊誌での企画なのですが、まぁ、これが、おかげさまで、仕事を超えて、とても愉しい。といっても、笑っちゃう愉しさではなく。それはインタビューたるおもしろそさのこと。
 本日は日産デイズ ルークスを担当された方へのインタビューでしたが、実は少し前に、三菱のeKスペースを担当された方にも行っており、ともに、同月の誌面に掲載、と。つまり、書き分けねばなりません。ブランド違いのモデルではあっても、商品としての違いは大きくないために、インタビューは上手くできても、それをまとめるのは難しくありましたが、まぁ、それゆえに愉しかったかなと、思うところもあります。それがインタビューの醍醐味とでも言いましょうか。ま、上手く書き分けられたから、こう言ってられるのですが。すでに納品済みですし。
 たいがい、インタビューは、関係ない方向へと暴走します。意図的とは言いませんが、結果的にそうなっています。でも、何らかの結論を導き出すに至っていますからそれでいいと思っていますし、以前にも書きましたが吉田インタビューアーの味になっています。もちろん、事前に訊くべきこと、話の流れは考えていきます。でも、そのとおりになりません。何か引き出そうと思いつつ話を訊いていますが、何かを言わせようとは思っていない、とでも言いましょうか。なんていうんでしょうかね、他人ってのは、自分が思っているとおりではなく、というか、予想外だらけで、だから、おもしろい。そして、想定外のやりとりがあるから、おもしろい。逆に、予定したとおりになった時はインタビューもおもしろくはなかったりするものです。
 ちなみに、インタビューアーたるスタートは、アスキー時代からでした。月に3本あるインタビュー記事の担当で、今、思えば、かなりの未熟者でしたが、ラフさがウリの企画ゆえに、そこに助けられつつ、いろいろと学ぶことができました。
 先日、レヴォーグのインタビューを文字にまとめましたが、録音した音声を聞き直したら、インタビュアーとしてもなかなか。相変わらず流れはないんですが、話の引き出し方がなかなか。自画自賛することはあまりないんですけどね。で、そんなレヴォーグのインタビューは、次号のクラブレガシィにて展開していますが、限られた文字数により、その全ては紹介できませんでした。そうか、そういうこぼれネタというか、インタビューやらを、ここで掲載していけばいいのか。Podcastにしてもいいか。って、まだあるんでしょうか、Podcastって。
 あ、話は戻りますが、こうしたインタビューの機会をいただいていることについては、皆様に感謝しています。いや、まじめに、素直に。そう考えると、幸せですな。
 あ、あ、話は飛びますが、写真はeKスペース。バンパーにある縦のライン、ほうれい線に見えてしまうのは、自分だけでしょうか。

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