#795 ハッチより質感にあふれていた、VW・ゴルフヴァリアント(1.2L)。
で、ゴルフ・ヴァリアントです。そう、ゴルフ7ベースのワゴンですな。いい! とってもいい! とんでもなくいい! ハッチバックよりもいい! と、短時間の試乗ではありましたが、そんなフィーリングにあふれていました。なんていうんでしょうね、ハッチバックよりも質感を上げていたかのようで、ちょっと驚いたほど。といっても、試乗したのは1.2Lターボを搭載したコンフォートラインのほう。つまり、リアサスペンションはトレーリングアーム式のほうでした。
エンジンについてはもう語るべくもなく、トルク感とはなんぞやをストレートに表現しているだけではなく、エンジン回転の滑らかさから、シャシーの豊かさまでが、すべて一直線にリンクしているかのようで、うっとり。気になるリアサスペンションは、リアシートに座っていないので分かりませんが、リアタイヤがどこにあるかがしっかりと分かる。そんなフィーリングにあふれており、現時点では不満なく。
と、書き始めると止まりません。後日、とある春先にデビューする国産車との比較取材があるので、また、その時でも対象として引っ張り出しますので、この続きはそこでまた。あ、ウィークポイントがあるとしたら、すぐに見慣れてしまうデザインでしょうかね。特に、写真のようなサイド面は、退屈さすら感じてしまうのですが。いや、悪くはないんですよ、悪くはない。でも、オドロカシがなさ過ぎるのではないか、って。