#772 ひとりよりふたりのほうがいいけれども、鍋はひとりでもかまわない、話。

 ひとりでいることは嫌いではありませんが、ふたりでいるほうがいいとは常々思っています。そう、思っています。でも、ひとり鍋は割と好きだったりします。単純に、自分が食べたいものだけをひたすらに食べていられるからという、つまらない理由からです。こうして文字にすると恥ずかしい気分になってきますが、単純にそんな理由だけのこと。
 ちなみに、そんなひとり鍋の具材はとっても単純。葉物野菜だらけ。あとは、大根とにんじんがあれば幸せ。タンパク質として併せるのはコストパフォーマンスから鶏肉。って、水炊きと言えば少しだけ上品に聞こえるかもしれませんが、素材の味を愉しむという意味合いと、簡単だからというただそれだけのこと。で、美味いポン酢があれば十分となもし。逆にいえば、いい素材と、いいポン酢がなければ、成り立たないとも言えますが、我が家には探しに探してたどり着いたポン酢がありますし、我が家のバルコニーで栽培している野菜もありますし、JAの農産物売り場が近所にあることから、それらに困ることはありません。
 もちろん、いろんな味付けの鍋も好みですが、ひとりの時は面倒が先に来てしまうので、ついついこうなります。といいつつ、これだけ野菜を詰め込める鍋ってのも、贅沢といえば、贅沢だったりもしますな。

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