#771 クルマの先進技術・機能名が長すぎて、分かりにくいって話。

 先ほど、エクストレイルの原稿を書き上げたのですが、その中に、アドバンスドドライブアシストディスプレイ(27文字)という単語を用いて、33文字のキャプション(写真説明文)書かねばならない指定がありました。それを書きつつ感じたんですが、こうして新型モデルの執筆しているとカタカナで表記された機能が多くなったなって。しかも似たり寄ったり。ちなみに新型エクストレイルでは、耳慣れない新機能&装備として、こんなネーミングが加わっています。
   アドバンスドドライブアシストディスプレイ
   アドバンスドヒルディセントコントロール
   アクティブライドコントロール
   アクティブエンジンブレーキ
   コーナリングスタビリティアシスト
 んー、その多機能ぶりは伝わってきますが、機能性は分かるような、分からないような、そんなネーミング。それにしても、アドバンスド(先進)という言葉を使った場合、次期機能ではどう表現するのでしょうかね。って、あれか、常に先進だから、いいのか。そして、この傾向は何も日産だけではなく、古くはBMWの先代3シリーズあたりから感じていました。しかも、皆で似たり寄ったり、でも微妙に違う。だから、さらに分かりにくい。そういう意味からすると、スバルのアイサイトのような斬新なネーミングは分かりやすさとなっているわけですが、スバルとて新しいアイサイトで次のような機能を加えています。
   アクティブレーンキープ
   プリクラッシュステアリングアシスト

   AT誤後進抑制制御
 総称名ならなんとか違いを表現できたとしてもですね、やはり機能名となると、機能そのものを表現しないわけにはいかないようで。個人的には、AT誤後進抑制制御については、従来のAT誤発進抑制制御と、後と発だけの違いでして、どうなんでしょうかね、これ、なんて開発陣と話をしてきましたが、ま、難しいんでしょうな。だからといって、略語にするわけにもいかないですし。
 ん、画像? これはAppleのiSightです。ちなみに、このiSightは、03年にデビューしたビデオチャット用のカメラで、自動運転には何も関係ありません。当時としてはハイスペックな640*480、30fpsを誇ってましたが、早々にOS10.7辺りで切り捨てられました。そうなんです、Appleって簡単に過去を切り捨てるんです。ま、その断捨離ぶりに、見習いたいところもあるんですけどね。
 というわけで、我が家ではPowerMacG5専用となっています。

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