#768 釜飯を食して45歳の悩みを話しつつ、その値段に不思議を覚えた、話。

 昨夜は、突然に知人(同い年)が来訪しまして、野菜系というか、農業系な人だったので、野菜だらけの鍋でもいいかなと思ったのですが、ずっと気になっていた近所の釜飯屋へと出かけ、45歳どおしで悩みなどを語ってきました。いや、悩みってほどではありませんけど、賃貸がいいのかとか、将来どうするのかとか、そんな話。毎度のことで、結論は出ないんですけどね。
 話の内容はさておき、その釜飯屋というか、釜飯の話。いや、そもそも、釜飯の単価って、なぜに高めなのでしょうねって、ふと思いましてね。ま、注文が入ってから炊くとか、季節の素材を入れるとか、味付けがとか炊き方がって、ちょっと特殊なのかもしれませんが、冷静に考えると、全く特殊ではなく。具材を入れて放置という調理方法はとっても単純。火加減ったって、ワタクシのは焦げず、張り付かず、でも、焦げの風味ありというジャストな炊き加減でしたが、知人のは強い焦げ付きがあるってな具合。そう、炊き加減に完璧を極めるのはもはや釜をスケルトンにして見られるようにするしかないわけで、つまり、特殊技能代にはなり得ないと。ま、味わいに通じる炊き方ってのはあるか。
 あとは、雰囲気代。そもそも、店舗は、街灯のない道の奥にひっそりとたたずみ、テーブルは掘りごたつで、品格は別にして適度に手入れされた庭やらの、雰囲気。あ、釜飯の味は悪くなかったんですよ。というか、美味しかったし、お客さんがあった時に、連れていける食事処でした。でもね……、って、話です。

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