#765 初日でさらっと色合いを変えてきた、例の小銭入れの話。

 えっと、日焼けさせていた小銭入れですけどね、陽が暮れるからと室内へと入れてみれば、上の写真のように、まさに日焼けって感じで、ほんのりと赤みを増していました。陽にあたりにくかったサイド面と比較すると色が違うことが分かりますかね(写真上)。
 送ってくれた親友からは、子どものようにクッキーが焼けるのをオーブンの窓越しに眺めていても色は変わりませんからと、見透かすかのように言われていましたが、今日一日、似たようなことはしていました。あっちに吊るし、こっちに移し、吊す必要ないやとあっちに置いて、こっちに置いて、物干しハンガーに吊したほうがいいと言われて、吊るしてみて……。でも、鳩にいじられないかと心配になり、カラスに持って行かれないかと不安になり、風でふり落とされやしないかと気がかりになり、しょっちゅう確認していたような気がします。
 さて、ここからが本題。そもそも、どうして色やけをするのかを調べたくなりましてね。まぁ、紫外線によって何かが変化するんだろうってのは推測できましたが、なめした後の革にもメラニン色素ってあるんだろうかと思って調べてみると、なめしに使うタンニンの構造分子が、紫外線によって変わるためだそうで。ですから、そのタンニンの種類やら、メンテナンスオイルやら、陽のあて方によって、色合いも変わるのだと。なるほど。
 我が家の小銭入れはどのように変わっていくのでしょうかね。付属の説明書と送り主によりますと、2、3週間続けなされとのこと。って、変化を知るには、日々の記録が必要ですな。

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