#732 当たり前だと思い込んでいた使い方に、別バージョンがあったって話。
あのですね、カフェ花豆のシェフのピーラーの使い方が、ちょっと変わっていて、というか、どれが正しいのか分からないんですが、スタンダードだと思っていた使い方と違っておりまして……。ピーラーってのは、手に持った野菜に対して、手前へと引いて使うものと思っていたんですが、シェフは逆だった。そう、手前から向こうへとスナップを利かせて、皮をはじき飛ばすかのように使っていたのです。まさに、シャシャシャシャ、とばかりに。なるほど、これなら自らの手の皮まで剥いてしまうことはありません。というわけで、訓練すること数年。最近では、この方法でなんとなくではありますけど、使いこなせるようになってきました。
ただですね、一般的なT字スタイルのピーラーは向こうから手前へと引くように作られていますので、シェフのように使うためには、ピーラーを持つ手までひねる必要があります。そりゃそうです、動かす方向が逆ですから。ま、そんな風に手をひねりながら使っていたんですが、少し前に、写真のようなピーラーを見つけました。まさに、自然に握ったままに、手前から向こうへとはじき飛ばすように使うためのピーラー。こういうピーラーがあるってことは、その動かし方が、決して特殊だったわけではなかったようです。
なんて、感心したもので、こうして書き留めてみましたが。ちなみに、イケア製です。