#723 クリエイティブと商売のバランスが、イマイチ見えてこない、海外ドラマ。

 年が明けて、海外ドラマも一気に動き始めました。まずは、Downton Abbeyのseason4ですな。アメリカでの放送もスタートしたようですが、まぁ、あいかわらずの作り込みで、どのぐらいの予算でできるんだろうか、なんてことも考えたりしました。ストーリーもあいかわらずで、よくよく眺めてみると、イマドキにも通用するドタバタを、時代背景に押し込んだだけとも捉えられますが、それにしても、その演出や表現力は感心することが多くありますし、アメリカモノではできない感じを強く受けます。で、何よりもストリーミングならば、全シリーズで$19.99ですから、ま、見てみようかって気もおきますな。ここも大切かと。
 イギリスものといえば、本国でスタートしたSherlockが、過去最高の視聴率をたたき出しているようですが、まぁ、分かります。って、まだ観ていないけど。クオリティが高いんですな、イギリスモノは。
 そういう観点からすると、おや? が多いのが、Revenge。昨日より、seasno3の後半戦がスタートしましたが、すべてがばれた後、どうつなげるのかと思ったら、そういう押しつけにしてきましたかという、ないよなーと、なるほどなーを混在させており、これはこれでおもしろい。そういう意味ではクオリティは高いかと。最近、思うにこのドラマは、無理だろー、ありえないーを、意図的に演出しているような気がしてきました。いくらなんでも撃たれたあとに船まで泳げないってとか、そればれているでしょう、とか。と言いつつ、観てしまうのが常ですけども。
 いずれにしても、制作側ってのは、どんなスタンスで作っているのでしょうかね。商売とクリエイティブのバランスという観点でね。たぶん、これからは、コンテンツはフリーで提供するというのが主流になっていくでしょうから。もちろん、それはあくまでも主流であって、現行のスタイルはカタチを変えながらも異端として残り続けるでしょう。でもね、って話ね。
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