#658 2014年次RJCカー オブ ザ イヤー ノミネートで、感じたこと。
ふたつあるカーオブザイヤー、それぞれノミネート車種が決定しました。それぞれにおもしろい結果となっており、それぞれの個性が出ているような気がします。いや、善し悪しではなくてね。
で、先日、雑誌の仕事で、COTYの選考委員の方々との対談があって、雑談しながら、自分の選考に対してコメントしてもいいんじゃないかって、話がありした。たしかに、と思いました、というか、コメントすべきじゃないのかなと思っていたりもしました。ただ、その表現方法をどうすべきは分かりませんでしたが。ただ、COTYは各選考委員の点数が公表されていますから、コメントしやすいのかもしれませんが、RJC(うち)はそれぞれの点数を非公開としているためにコメントしづらさがあります。ま、そんなことを加味しながら、選考委員という立場から、テストケースという意味合いを含めて、ちょいと書いてみることにしました。その前に、うち(RJC)の結果を記しておきましょう。
2014年次RJCカーオブザイヤー 第一次選考結果
カー オブ ザ イヤー 6(7)ベスト
タント・タントカスタム、XVハイブリッド
フィット・フィットハイブリッド、アテンザ
アウトランダーPHEV、ekワゴン/デイズ
スペーシア・スペーシアカスタム
カー オブ ザ イヤー インポート 6ベスト
A3スポーツバック、3シリーズグランツーリスモ
パンダ、Aクラス、ゴルフ、V40
テクノロジー オブ ザ イヤー 6(7)ベスト
衝突回避支援システム「スマートアシスト」(ダイハツ)
スポーツハイブリッド i-MMD(ホンダ)
SKYACTIV-D 2.2 + i-ELOOP(マツダ)
プラグインハイブリッドEVシステム(三菱)
デュアルジェットエンジン(スズキ)
歩行者エアバッグ(ボルボ)
衝突回避・軽減フルオートブレーキシステム(ボルボ)
さて、選ばれたクルマへのコメントではなく、選ばれなかったモデルを1台ずつピックアップして、コメントしてみましましょうかね。
国産車では、クラウンが1票足りずに8位となりました。そう、たった1票差。クラウンについてはnorimono.tvにてコメントを残していますが、クルマとしての進化、クラウンたる乗り味、そういったクラウンらしさにあふれたモデルであり、高く評価していました。特に16インチはクルマたるバランスがとても良かったし。今年のクルマとしての存在感もありました。今回、COTYではベスト10(国産・輸入車)に入りましたが、こちらではベスト6(国産車)に入らず。票がばらけてしまったのは、クラウンたるイメージの捉え方が違っていたためだと思います。過去のクラウンとは違うクルマといえば、それまでですし。それこそデザインに対しては、好き嫌いが分かれますしね。
輸入車では、フォード・クーガー。このモデルについては、ここでも書いていますが、ヨシダの中では、今、イチオシのモデルです。SUVだからではなく、クルマとしての完成度はとんでもなく高く、すべてがハイバランスしており、特にエンジンとシャシーのハーモニーは鳥肌が立ってしまうほど。これほどに秀逸なモデルはないと感じています。ベースになったフォーカスよりもシャシーにしなやかさがあって、ゆえに愉しさにあふれており、SUVゆえに、使える。そして、この性能を考えると、安い。それなのに集まった票はたったの5票でした。なぜ? どうして? という思いが強く残っていますが、どうなんでしょうね、今年の1台として捉えると、何かが弱かったんでしょうかね。こういうモデルが選ばれなかったことが、とても残念ではありますが。
もちろん、自ら、選考委員という立場になると、選び方は変わってくるもので、このとおりにはなりません。それにしても、両方のカーオブザイヤーともに、何が選ばれるんでしょうかね。ノミネート時の得票やらを見ていると、今年はそれぞれに異なるモデルが選ばれるのかな、と予感していますが。
で、先日、雑誌の仕事で、COTYの選考委員の方々との対談があって、雑談しながら、自分の選考に対してコメントしてもいいんじゃないかって、話がありした。たしかに、と思いました、というか、コメントすべきじゃないのかなと思っていたりもしました。ただ、その表現方法をどうすべきは分かりませんでしたが。ただ、COTYは各選考委員の点数が公表されていますから、コメントしやすいのかもしれませんが、RJC(うち)はそれぞれの点数を非公開としているためにコメントしづらさがあります。ま、そんなことを加味しながら、選考委員という立場から、テストケースという意味合いを含めて、ちょいと書いてみることにしました。その前に、うち(RJC)の結果を記しておきましょう。
2014年次RJCカーオブザイヤー 第一次選考結果
カー オブ ザ イヤー 6(7)ベスト
タント・タントカスタム、XVハイブリッド
フィット・フィットハイブリッド、アテンザ
アウトランダーPHEV、ekワゴン/デイズ
スペーシア・スペーシアカスタム
カー オブ ザ イヤー インポート 6ベスト
A3スポーツバック、3シリーズグランツーリスモ
パンダ、Aクラス、ゴルフ、V40
テクノロジー オブ ザ イヤー 6(7)ベスト
衝突回避支援システム「スマートアシスト」(ダイハツ)
スポーツハイブリッド i-MMD(ホンダ)
SKYACTIV-D 2.2 + i-ELOOP(マツダ)
プラグインハイブリッドEVシステム(三菱)
デュアルジェットエンジン(スズキ)
歩行者エアバッグ(ボルボ)
衝突回避・軽減フルオートブレーキシステム(ボルボ)
さて、選ばれたクルマへのコメントではなく、選ばれなかったモデルを1台ずつピックアップして、コメントしてみましましょうかね。
国産車では、クラウンが1票足りずに8位となりました。そう、たった1票差。クラウンについてはnorimono.tvにてコメントを残していますが、クルマとしての進化、クラウンたる乗り味、そういったクラウンらしさにあふれたモデルであり、高く評価していました。特に16インチはクルマたるバランスがとても良かったし。今年のクルマとしての存在感もありました。今回、COTYではベスト10(国産・輸入車)に入りましたが、こちらではベスト6(国産車)に入らず。票がばらけてしまったのは、クラウンたるイメージの捉え方が違っていたためだと思います。過去のクラウンとは違うクルマといえば、それまでですし。それこそデザインに対しては、好き嫌いが分かれますしね。
輸入車では、フォード・クーガー。このモデルについては、ここでも書いていますが、ヨシダの中では、今、イチオシのモデルです。SUVだからではなく、クルマとしての完成度はとんでもなく高く、すべてがハイバランスしており、特にエンジンとシャシーのハーモニーは鳥肌が立ってしまうほど。これほどに秀逸なモデルはないと感じています。ベースになったフォーカスよりもシャシーにしなやかさがあって、ゆえに愉しさにあふれており、SUVゆえに、使える。そして、この性能を考えると、安い。それなのに集まった票はたったの5票でした。なぜ? どうして? という思いが強く残っていますが、どうなんでしょうね、今年の1台として捉えると、何かが弱かったんでしょうかね。こういうモデルが選ばれなかったことが、とても残念ではありますが。
もちろん、自ら、選考委員という立場になると、選び方は変わってくるもので、このとおりにはなりません。それにしても、両方のカーオブザイヤーともに、何が選ばれるんでしょうかね。ノミネート時の得票やらを見ていると、今年はそれぞれに異なるモデルが選ばれるのかな、と予感していますが。