#635 輸入車好きの選択肢に入ってくる、新型アクセラ(ディーゼル・MT)。

 昨夜、伊那へと拠点を移した知人へ電話しました。もちろんFacetimeオーディオにて。すぐそばにいるかのような音質と、周囲の音を拾いすぎる集音性能と、こちらの音を拾うと先方からの音を遮断する半二重的通話にまだまだ違和感がありますが、ま、無料だからいいでしょ。で、気がついたら、0時を回っていたわけですが、その前半は仕事話、そして後半はクルマ(購入)話となりました。
 最近、新型車を購入しようという方が周囲で増えています。上澄みたる景気回復の恩恵を受けられる方々の動きなのかなとも思いますが、それだけではなく、欲しいクルマが増えてきたこと、いい加減、今のクルマをひっぱり切れなくなったとか、そんな理由もあるような気がしています。ま、うらやましいですな。
 で、話をしていて気づいたのですが、いつの間にか選択肢が増えていました。そう、欲しいクルマが増えていた、と。買うまでには至らないとしても、すごく気になるクルマが増えてきた、と。いいことだと思います、これ。ヤツの場合は、そもそもコンパクトなクルマとMTという絶対条件の箍が外れて、いつの間にか全幅1800mm、2ペダルMTまで許せるようになっていたもんだから、一気にその範囲は広がりを見せておりまして、それこそ、up!からアクセラ、そしてクーガまでと幅広く。
 ま、好みの話はさておき、輸入車と国産車というラインは、単純に優劣で語れるものではありませんが、
今でもラインは存在しています。そして、輸入車好きの側から観た時に、新しいマツダ・アクセラはその選択肢に入ることを再認識しました。といっても、それはディーゼル車、MTの話。性能が匹敵するといった優劣ではなくって、ディーゼルのMTに乗れるというアドバンテージですな。輸入車好きにはたまらん魅力の存在となること、よく理解できます。って、これも言葉にしにくいんですが、その魅力のひとつがトルク感ですね。トルク量ではなくって、トルク感。誤解を招くところもありますが、わかりやすくかみ砕きますと、輸入車の中でも特にヨーロッパのモデルは、低回転から豊かなトルクを発生し、それが高回転域まで落ちることがありません。だから、日常で扱いやすいし、アクセルを踏んだ時にふっと愉しさがわき出してくる。それを支えるシャシー(サスペンション)もしっかりとしていて、シートやらも、そんな乗り味に合わせてあります。だから、疲れないし、愉しい。
 話がずれてきたな。えっと、それを強く感じ取れるのがディーゼルエンジンで、さらに愉しめるのがMTなのです。ということで、アクセラのディーゼルMTが挙がってくるわけです。え、ヨーロッパ車にディーゼルMTがあればいいんじゃないか? もちろん、ヨーロッパにはありますが、日本には正規導入されていないんです、ディーゼル+MT。

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