#485 ひたすらに、いやはやな、DOWNTON ABBEYとMR SELFRIDGE。

 いわゆる日本で放送されているテレビはほとんど見ないので、まったくもって、イマドキのはやりネタやらについては、わかりません。ところがですね、アメリカとイギリスのテレビ番組については、ちょいとばかり詳しかったりします。表現を換えますと、ハマッテいるとも言えますな。ただ、その中でも、全般というわけではなく、日本で広まる前のものが多かったりしますが。以前、書いたGleeは、自分の中では昔になってしまっていますからして。いや、どうだ、すごいだろ、って言ってるんではなくって、さ。
 で、今、いやはやなのがイギリス制作モノ。中でもDOWNTON ABBEYとMR SELFRIDGEは、傑作だと思います(画像は海外版ブルーレイ、例のごとくamazonのアリフィエイト張ってあります)。いずれも、1900年代前半のイギリスを舞台にしており、なんていうんでしょうかね、知っているようで知らないので、時代背景を含めて、観ていてとても新鮮。ストーリー的には、ソープオペラ的であり、簡単に言ってしまえば、DOWNTON ABBEYは階級社会(使用人含め)の人間模様であって、MR SELFRIDGEは百貨店を舞台としたドタバタ劇。ところが、イギリスたる誇りを逆手に取って、演出のベースにしているといった感があり、いずれにも下品さが見当たらない。そこにイギリス流のこだわりを感じるのは、好意的に捉えすぎでしょうかね。
 なんでしょうね、これら感覚。作品としての完成度、クリエイティブレベルが高いとでも言いましょうかね。ナニモノかにこびているテイストが見られない、ただ、それだけの気もしますが。もちろん、予算も違うか。あ、この感覚は、シャーロックにも通じますな。

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