#480 すっきり、さっぱり、でも、イマドキな清水SA(新東名高速道路)。

 新東名高速道路が開通したのって、ついこの前だと思っていましたが、もう1年が過ぎたそうで、まったくもって早いものです。何かを語れるほどには走っていませんが、先日、発見があったので、それについてでも書きましょうかね。
 そもそも観光で利用することなく、平日ばかりに走っておりましたから、必要以外にはPAやらSAには立ち寄りませんでした。というよりも、満車や混雑という表示もあって、近寄りませんでしたというのが正しい表現かもしれません。群がるところに、群がりたくないという、あまのじゃく的な性格ゆえのことです。
 で、先日、走った時にですね、時間調整と見物という意味合いから、下り線の駿河湾沼津SA、清水PAに続けて寄ることになりました。駿河湾沼津SAってのは、下り線に入ってから初めてのSAであり、また、海を一望できることから、いつも満車というのも納得できます。しかし、ですね、デザインテイストのごちゃ混ぜ感と、あまりにイマドキな感覚に、もはやついて行けず、今後立ち寄ることはないだろうことを、強く覚えました。
 一方の、清水PA(写真)は、駿河湾沼津SAから30kmほどしか離れていないこと、また、PAという地味さやら、高速道路上からPAの全貌が見えないこともあって、人影はまばらでした。いちおう、NEOPASAというコンセプトゆえか、これまでのPAにはなかった商業施設などを配して、新しさを訴えていましたが、オールドアメリカンスタイル的なターゲットを絞りすぎたコンセプトに、うーむを感じながらも、まぁ、先の駿河湾沼津SAよりは、落ち着いた感があることが印象に残りました。個人的に好印象だったのは、土産物屋が、大人なデザインと品揃えになっていたこと。これも、ある意味、従来のPA/SA的ではない感覚ですな。本来PAとは、こじんまりとせざるをえない理由があるのでしょうが、ここは上下線でPAを共用することで規模を確保することで、また、前後のSA(静岡SA含む)とは違う集客を考えて作られているようにも思えました。
 そうそう、少し前に静岡SAを、新東名に乗ることなく、まさに裏口から利用しましたが、これ、ぷらっとパークと呼ばれる駐車場でして、あちこちのSA/PAに設定されはじめています。まさに、高速を利用しなくとも、SA/PAを開放しようという試みで、まぁ、意図はともかくいいことだと思います。そう考えると、駅ナカも、鉄道利用者以外も利用できないものか、と思うのですが、まぁ、システム的に難しいですな。

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