#437 分かりやすい指標に振り回されない、でもドアは開けっ放しなスタイルって話。
今年も冬らしい日が続いており、やはり老体には無理が……、って、自分ではなくて、うちのグランドチェロキーのこと。老体なんて言ったら怒られそうですが、この寒さゆえのガタがひとつ出てます。ダンパーの動きに渋さが見られ、気温低下にともなってそれが顕著になり、ギシギシという音が出て来ています。で、昨夜、知人を助手席の乗せた時、気温もあってしなやかさが失われていることを強く感じ、交換すべきだなと思いましたが。って、そうなんです、20万km無交換です。クルマのことをあれこれ語る人が、ダンパー無交換っていいんですか? って問われそうですが、いいんです。理想は交換なんでしょうけど、交換するほどのくたびれが見られないと判断して、そのままにしてきました。というか、うちの仕様は純正サスペンションそのものが実はスペシャル(ヘビーデューティ)仕様でして、後任の選びが難しいとことも理由のひとつとなっています。純正ダンパー? 4本で11万なので。って、もう在庫ないかな。って、言い訳をあれやこれやと。
話は少しずれますが、こうした工業製品の寿命、交換時期については、明確に示して欲しいという意見があります。携帯電話のバッテリーの交換時期もそのひとつ。その指標は、分かりやすさ、誰でも分かる、という意味合いから大切だとは思いますが、個人的には、明確に示すことに終始するよりも、感じさせることも大切な気がしています。つまり、自らでおかしいなと感じたらば、交換すればいいのではないかと。
なんて偉そうに語っていますが、自らは、ダンパー以上にヌケヌケだったりします。昨夜、時間貸し駐車場にてクルマを停めてカレー屋へと足を運び、で、満腹になって戻ってきたら、なんと運転席のドアがフルに開いてました。ちょっと開いているんじゃなくって、豪快に全開。窓じゃなくって、ドアが。おっ、車上荒らしか! と思ったものの、何も被害はなく。推測するに、知人と話をしながら荷物を入れ替えたりしていて、最後に運転席側に回ることなく、その場を離れてしまったようで。いや、こんなこと初めてですが、笑い話になって良かったです。いや、ほんとに。