#436 何もないと思っていたら、思いのほか、あれこれあった、津久井湖周辺。

 で、昨日は高尾山ICを利用して、津久井湖周辺を走ってきました。知らなかったんですが、神奈川県北西部にある5つの人造湖(相模湖、津久井湖、奥相模湖、宮ヶ瀬湖、丹沢湖)を、やまなみ五湖と呼ぶそうで。個人的にはとってもいい試みだと思うのですが、取りまとめを行っているところのアピール不足と、それぞれでのやる気にイマイチ感があります。もったいない。そんな話はさておき、あらためて全てが人造湖と言われると、そうだったのかと思いつつも、幼少の頃に、湖の底に沈んでしまう地に生活している人々の戦いの話題を耳にして、目にしたような、そんな記憶も浮かんできました。あれはリアルタイムではなく、教科書とかだったのだろうか。神奈川県民だったのでそういうことを学校で習ったような……。ま、いずれにしても、あの風景はもはや古(いにしえ)なんでしょうな。
 話が飛びました。あれこれ考えながら書いていると、ついつい長く……。えっと、津久井湖周辺は、ドライブの目的地にはなかなかしづらい地ですが、意外にも見所がありました。いちばん上は、やまなみ五湖には入れてもらえなかったけど、やはり人造湖のひとつ。標高がある上に、さらに高い位置に展望台があって、景色がとてもいい。クルマを横付けで停める“良い加減”な駐車スペースも○。ちなみに白線はありません。そうそう、市街地を望むことができます。
 左の写真は、津久井湖から南下した相模川沿いにある公園内の古民家。入園料無料という大判振る舞いながら、庭を含めてよく管理されていまして、ちょっとオドロキました。移築された古民家ですが、間取りを含めて、昔の地主はこういう屋敷に住んでいたのかと思うと、いろいろと考えてしまうものです。といっても、イマドキの物件のような密閉性はなく冬はとても寒かったんだろうなとか、風呂は何日おきにはいったんだろうか、とか、そんな身近すぎることばかりですが……。
 右の写真は、その公園そばにある宿泊施設のレストラン。なんでこんなところに宿泊施設が? という、まさにある種のハコモノ感があふれておりまして、建物のデザインもそんな感じでした。奥の屋外体験施設らしきところでは、子供たちがはしゃいでいましたから、まぁ、複合施設と考えれば理解というか、納得もできましょうかね。それはさておき、このレストラン、ごらんのようにガラス張りでとても景色がよく、それだけでも人気があるようですが、さらにランチに魅力があるようで、早々にランチは売り切れてました。食べられませんでしたから、その味はわかりませんが、釜飯定食で1050円と、公共の宿的な価格ゆえに、人が足を運ぶのも分からなくもなく。ちなみに、自分が仕方なく選んだビーフカレーは580円。その価格から味については全く期待していなかったのですが580円の味ではなかった。これは何かあると、失礼ですが……と恐る恐る訊いてみれば、実は新宿中村屋のカレー。まぁ、作ってはいませんでしたが、この値段ならば十二分って感じでした。
 なかなか愉しめます、津久井湖周辺。

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