#425 釣るのも、眺めるのも、食べるのも、実はアジが好きだった、ってな話。

 原稿を書く時ってのは、その前に、ウォーミングアップが必要です。自分の場合は。それは、仕事したくないという気分を、無理矢理に切り替えさせようという意図もありますが、いわゆる運動する前のウォーミングアップ的な意味合いもあります。というわけで、今日も仕事に取りかかる前にと、何か書こうと思いつつ、写真やら過去の文字やら眺めつつ、良い題材はないものかと考えあぐねていたら、いつの間にか午後に。いい加減まずいなと思って、適当にこうして文字を書き始めたわけです。というわけで、題材は適当。といいますかね、こういう時こそ、意外なヨシダシリーズを書けばいいと気付きまして。
 で、アジ編。いや、食としてのアジが好きなことは、かなり周知されつつありますが、実はアジという魚そのものが好きだったりします。なんていうんですかね、見ているだけでカッコイイ、えっと、言い換えるとクール。泳ぐに適した無駄のないフォルム、あのひれのデザイン(!)、ほかの生物と比較して、大きすぎず、小さすぎずのサイズ感、そして、あの色合いでしょうな、ゴールドという色は好きではないのですが。もちろん、泳ぐ姿も。というわけで、アジはアジでも、マアジに限定されます。どちらかといえば食べるのも。
 ちなみに、子供の頃からなんとなくですが憧れがありました。ほら、堤防でのサビキ釣りだと、大量に釣れておもしろかったですし、その後に食べての満足感が高いですから。では、何故、今、“アジ方面”の道へと進んでいないのか? と問われると、少々困りますが、いちおう、1浪までは水産学部も受験していました。あの頃はあまりに漠然とした目的しかなく……、ってか、高校生の時点でアジを追求したいって、明確な目的意識を持っていたら、それはそれで恐いかなと。というか、そういう意識を持てる人、つまりある種、普通ではない人が研究者になるのでしょうね。あーあ。
 というわけで、写真は館山の水槽にて。先日訪れた時、大量にマアジが投入されており、とてもいい景色になってました。スタイル的には真横が好きなんですが、真正面もいいなと思った次第(写真の中、右)。そうそう、この写真、美味しそうとコメントを付けて知人に送ったら、食べてはいけませんと返信が。アジだらけの水槽を見ていたら、ふっと生け簀に見えたもので。
 さて、原稿に取りかかります。たぶん、アウトランダーPHEVのインプレッションはアジテイストになると思われます。

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