#397 着飾った言葉よりも、ストレートなレスポンスのほうが心地良い、ってな話。

うれしいといえば、先日、大阪から知人が東京へと来ました。いや、朝、今日、会おうと連絡があったものですから、てっきり東京にいるのかと思って、OKをしてみれば、違った。まさに飛んできた。で、夕方には大阪へと飛んで帰っていきましたが、単純にうれしいですよね。意図やらはともかくとして、ストレートにうれしい。
こういううれしさやら、心地よさは、与えてくれた方はもちろんのこと気になる人たち(広義での)にも返したいと思うのが常。偉そうに、理想で語るならば、人にしてもらってうれしかったことは、誰かにもしてあげようと思っていますし、逆にいえば、自分にして欲しくないことは、他人に対してしないように心掛けています。いや、出来ているかどうかは、まったくもって、横においての話。ストレートにそのままを返すとでもいいましょうかね。
というわけで、それを日々実践しているのですが、なんかうまく伝わらないこともあります。まさに、スッコーンと抜けてしまうかのように。いや、相手が悪いって言っているのではありません。相手に押しつけていないつもりなのですが、どこか押しつけになっているのでしょうかね。難しいものです。
ですから、たかがCDを渡すだけのことで、とんでもなく考え込んでしまいました。これこそ、まさに押しつけそのものではないかと。いや、自分の気持ちを伝えたいとか、そんなこっぱずかしいことのためではなく、寄り添ってくれる音楽を手元においといて欲しかっただけのこと。でもね、意を決して、渡してみたところ、その人からはストレートにありがとうという気持ちが伝わってきました。これで十分。むしろおべっか的な感想やら、かしこまったコメントよりも、うれしかったという、不思議な心地よさを覚えました。まぁ、リンクする人とは、何にも気を遣うことなく、簡単にリンクするものです。これを相性ともいうのでしょうけど。
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写真は話とはリンクしない、タイムとローズマリー。寒さで、バジルが全滅した(画像奥)ので、こちらは家の中に入れました。