#376 HVではなくガソリン、2台の輸入車を選んだ2013年次RJCカーオブザイヤー。

 本日、2013年次RJCカーオブザイヤー最終選考会が行われました。特別賞を除いて、第一次投票でそれぞれに6ベストを決定し、今日はその中からトップとなるクルマと技術が選ばれましたのですが、、これが視点を変えると採点も変わってくるものであり、とても難しいものがあります。本当に難しい。ただ、これこそ直感が大切で採点する時には1度自らをニュートラルにしてから用紙に書き込みました。まぁ、これも毎年のことですが、その詳細までは覚えていませんが。ちなみに、写真は今日の最終選考会の様子でして、シトロエンDS5のブラックがあまりにかっこよかったので、思わずシャッターを切ったという図。場所はツインリンクもてぎ(栃木県)にて。
 で、結果ですな。以下となりました。

  RJCカーオブザイヤー        日産自動車 ノート

  RJCカーオブザイヤー インポート    BMW 3シリーズ
                     フォルクスワーゲン up!

  RJCテクノロジーオブザイヤー    スズキ グリーンテクノロジー(ワゴンR)

  RJCカーオブザイヤー 特別賞    三菱ふそうトラックバス
                       ハイブリッド用モーター内蔵
                       デュアルクラッチ式トランスミッション 

 開票時にはハラハラを含めたドラマがありましたが、それぞれの部門で選ばれたクルマや技術は、こうして振り返って見ると、選ばれたなりの理由もあったと思います。たとえば、ノート。6ベストには販売台数トップのアクアも含まれていましたが、ハイブリッドのアクアではなくガソリンエンジンのノートを選んだことは、まぁ、ある意味、世間の流れとは異なる何かがあるのでしょう。さらに、輸入車では、2台が同点トップと異例な結果でしたが、この2台に限らず、今回の輸入車はいずれも甲乙つけがたった。アルファロメオのジュリエッタや写真のシトロエンDS5なんて個性という視点から眺めたら評価はがらりと変わってきますし、メルセデスベンツのBクラスやアウディA4は後ほど書きますけど、国産車が追いつけない何かが詰まっていることを発見しましたし。
 今回のこれら結果は、見方を変えると、良くも悪くも話題になる結果であり、これもまた、RJCらしかったのではないかと思えてきます。まぁ、こうした賞はいくつか存在していますが、いずれにもカラーがあり、それぞれの選び方をしていまして、個人的には敵対心なんぞなく、それぞれの結果が、とても興味深かったりします。いや、まじめに。
 あ、ここ#376で書いた受賞車や技術に対するコメントは、今回の採点とはつながっておりませんので。

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