#375 Re-Neutralのきっかけとなった、小さな定食屋のなんたらミックス定食な旅。

ですから、その朝、福岡の市街地を歩きながら、友人に50歳になったらどうなっていたい? と訊かれて寝不足でボケボケな思考回路ながらも、今のライフスタイルが続いていれば幸せだろうなとストレートに返答できましたし、その時に何よりも自分をリ・ニュートラルできたことを感じ、いわゆるワクワクさも感じ取りましたから、一晩の考え事も無駄ではなかったかと。あ、写真は、この一連の考え事をする前に訪れたこじんまりとした定食屋にて。この、まさに浸っているナポリタンに対して、特別ではないごく普通であることに感銘を受け、そこに作り手が見えたことを言葉にした……、つまり、感じた想いを飾ることなくストレートな表現として伝えられたと感じた時、周囲の色合いが変わり、そして、自分の中で何かがパンッとはじけたことを感じました。それは、#368の自分らしく云々にリンクするものとも言えますな。ま、その一連は、すでに旅が始まった時、誘いを受けたあたりからスタートしていたようです。
実は、今回の旅におけるこれら発見というか再認識は、突然の誘いがきっかけでした。誘ってくれた人の想いに素直にのっかてみると、違った一面が見られて発見が多いってことは、ここで幾度となく書き連ねていますが、今回は距離やらスケジュールとは異なる戸惑いある誘いだったのでかなり躊躇しました。しかし、昨今のあれやこれや感じていたスタンスを思い起こし、素直にのってみることにしたら、この有様と。そして、素直になると得るものが多いことを再認識できましたから、これからは素直だと思います。少なくともしばらくは。
素直でいると、いろいろと見え方が変わってくるだけではなく、何かがリンクしたかのように、ギアがかみ合ったかのように、あれこれと動き出すものです。今朝方、突然、八ヶ岳の大好きな方からバイオリンコンサートへのお誘い電話が入りました。なんたるタイミングでしょうかね。すべてが転がりだしゆく、この様は実は不安を覚えさせるところも多いのですが、それを大きく上回る期待感があふれてくると、それが心地よさに変わっていきます。この変わりゆく様がさらなる心地よさを生み出していきます。今日のような、爽快としかいいようのない青い空、寒さを感じさせるツンとした空気感が作り上げる心地よさに似ているのかもしれませんな。