#367 たかが夕景、されど夕景、自然から受ける刺激の意味合いやら。

 今年の秋は、八ヶ岳の風景をじっくりと眺めることはできませんでしたが、あちこちで心打たれる景色に出会いました。なんて話は、前にしましたが、その中で、かなりジーンときたのが、富士五湖で見た夕景でした(写真)。
 この日は、取材後の夕刻に、15年ぶりに会うことになっていた知人との待ち合わせで、少々時間があったもので、富士山麓をうろうろ、フラフラとしていて、この景色に出会いました。そう、出会い。たぶん、そこに住をおいている人達にとっては、珍しい夕景ではないのでしょうけど、見慣れぬ者からすれば、こんな景色があったのかと愕然とさせられるものです。
 たかが景色ですが、されど景色。安直にきれいなだけではなくって、こういうシーンに出会うと、あれこれと考えてしまいます。これって、単純に景色じゃないのでしょう、自然の中にいるという、その存在感が、何かを感じさせ、そして考えさせてくれるのだと思います。そういう意味では、自然の中へと意識的に足を運んで、考えに行くことの大切さも感じましたが。
 最近は足を運ばなくなっていましたが、毎年10月16〜18日は、ブナの紅葉を見に行っていました、北信まで。卒論の題材にした森だったこともあり、そこに強い想い出もあってのことでしたが、いつの間にか足は遠のき。ただ、今年はその山の川向こうになりますが、温泉旅行兼ねての誘いに乗ることにしました。新しい試みゆえに、何か発見があることでしょう。ま、その話は、後日に。

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