#364 複雑にするのではなく、シンプルにしたほうが、人を惹きつけられるって話。

 そういえば、先日、とある平日に、知人とランチしようって話になって、どうせならって話に膨らんで、千葉県は南房総まで魚を食べに行きました。理由? よく覚えていませんが、いつものことです。そういつもの直感。まぁ、それはさておき、以前、ここで最近、館山がとってもいい感じになっているってな話をしましたが、あの時、未完成だった施設やら、見てこられなかった風景やらに出会い、たかがランチがとんでもなく有意義なドライブになりました。偶然なのか必然なのか、よくわかりませんが、呼ばれたことだけは確かだと思います。こういう直感って、大切でして、やっぱり遊んでいないと養えないものだとも感じました。
 で、何が良かったって、あれです、館山湾沿いにある県立博物館に後付けされるかのように出来た展望デッキの下にあった(以前訪れた時は工事中だった)施設。なんとこじんまりとした水族館になっておりました。そのメインは写真の小さなブールですが、写真のようにサイドからその様子を覗くことができます。そこに泳いでいるのは、もちろん、地元産の魚ばかりでして、子供の頃に南房総で釣りをしていた身からすると、あの頃、釣り上げたかった魚たちが、目の前でここぞとばかりに泳いでいるわけですから、もう、やられっぱなしといった感じでした。ちなみに、この施設、無料。ちなみに14:30には餌やりタイムもあって、もう、天晴って感じです。なんか言葉遣いが違いますけど、天晴れ。平日だったこともあって、1時間ほど居座りましたが、一日中、居ても飽きないことを感じました。今度、一日居座ってみようかと思いますが、逆に怪しい人になりそうなので、それは避けておきますが。
 さて、何が言いたいか。安易な無料ではなく、そこに気軽に訪れられるか、そして魅力があるか、そこにこういった施設の存続がかかっているような気がします。ここにいる魚たちは地元産であって、特別ではありません。施設も維持費はたいへんだろうと思いますが、こじんまりとさせたことでなんとかなるかと。敷地内にはあいかわらずなクールフェイスな県立博物館がありますが、展望デッキを加えたことで、これら施設の魅力は大きく増したのだなと。
 単純に、個人的興味にリンクしただけのような気もしますが。まぁ、オススメです、ここ。

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