#362 忙しかった夏には理由があり、そこで再確認した“このままで行きます”。
振り返るといえば、この忙しい最中、安全地帯の30周年ライブへと足を運びました。これこそ、かなり前から決定していたことなのでなんとか時間を作りましたが、まぁ、あれやこれやと20代が浮かんでは消え、懐かしいというか、〆ていないことがまだ残っていることに気付かされて、これもまたあれやこれやと考えさせられたりと。ライブといえば、やもりのライブのチケットも取っていたのですが知人に譲りました。2列目だったけど。先の予定を考えていたら、ライブは行けませんから、このスタイルもまた良かったのかなと。
そういえば、ジムニーに乗って、ジムニーのよさを再認識するなんて取材もありました。本当は1泊2日の予定が、いろいろあって1日取材となり、あれこれスケジューリングしたものの、6ページに対して材料が足りるか不安になり……。しかし、仕上がった写真を見れば、逆に簡単にはまとめられないほどの質で、この苦労はとても愉しいとばかりに、ラフを書いたり。原稿を書き始めればあっという間に書き上げたり。そこに本を作り上げる愉しさを思い出しました。なんていうんでしょうかね、想像以上が完成する愉しさとでもいいましょうか。まさに、クリエイティブな、あの愉しさ。知ってはいましたが、あの感覚を忘れていたような気がします。
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で、何が言いたいか。あれです、このままがいい、ってことを確認できたってことです。そろそろ何かを意図的に変える必要がある気がしていましたが、どうも実行に移せずにいました。しかし、行動しなかったのにはやはり理由があったようで、こうして夏を振り返ってみると、今を崩すことはないってことを確認できたかなと思います。
ライターという仕事も、八ヶ岳も、全国にいる友人も、クルマに乗って知らぬ地を訪れる愉しさも、すべて。生活していけるかどうかは別にして。まぁ、後付けな理由ではありますが、今年は八ヶ岳に寝床を借りていなかったことで、見られたことが多かったような気もします。ただ、ベースにあるのは、自らで行動をすること、それによって何かが変わるってことでしょうかね。金が無くても、待ちのスタンスは何も生まないことも再認識しております。
というわけで、しばらくこのままで行きますと、宣言をして。あ、それぞれについては、機がありましたら個々に書きましょうかね。