#361 音声認識文字入力を使って分かった、今の自分に適した原稿書きスタイル。

 モノゴトを考え、そして表現する時に、PCのキーボードが不可欠となっていることに気付きました。というのも、新しいMacOSにも採用された音声認識入力を使って原稿を書いてみたのですが、これがなかなか上手くいかない。いや、変換に期待はしていません。どうせ、校正しなきゃいけないのですから。あくまでも、メモ的に、そして、キーボード入力よりも速く入力できればいいと。ちなみに、これまでキーボードでの入力の不満として、ミスタッチをした瞬間に頭で思い浮かんだ言葉が消えることがありました。ですから、音声入力によって、頭に浮かんだままに文章が書ければいいな、と期待していたわけです。つまり、イージーさよりも、表現手段としてって意味合いですな。
 で、結果ですが、そういう観点からすると、音声入力システムは使えますが、自分が慣れていないので、そこになかなかの苦労がありました。頭に思い浮かんだ言葉ながらも口にする前に、頭の中で再考してしまうのです。たぶん、これって、原稿書きが鉛筆からワープロへと変わった時、キーボード上で文字を探してしまった、あの感覚と同じです。なんてことを考えていたら、自分に最適なのはキーボードのような気がしてきました。少なくとも現時点では。頭で思い浮かべながら、それが直結してキーボードを叩くことができますので(この文字入力はキーボード)。あ、実は、キーボードを叩きながら、人と会話することができます。もちろん、違う内容を。特技ではないんですね、これ。あれです、ピアノを弾きながら、会話するのと同じ感覚といえば、分かりやすいか、な。
 ちなみに、画像の右下にあるのが文字入力直後の原稿。まるで、誤訳したかのような文章となっていますが、本人は内容を理解していますので、修正することに戸惑いはなく。ちなみに、3000文字を30分ほどで完成。コストダウンの世の中ゆえに、と考えると、音声認識による文字入力は有効な手段かもしれません。

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