#329 何事も多少の勘があっても、キーとなることは守らんといけないって話。

 口に入れるものに対して、自らでできる限り知っておく、調べておく、そして作ることで、食事がより深いものになるなんて、偉そうな話をここで何度かしております。今回は、その偉そうな話からはちょっと外れた、例のヨーグルトを作るって話の続きをば……。
 牛乳代が掛かり実はお得ではないという衝撃の事実を知ってからというもの積極的にヨーグルト作りをしていませんでした。でも、ある時、気付いたのです。スーパーで安売りされてしまうヨーグルトで作るからいけないのだということを。そう、安売りされることのない、少々高いヨーグルトをベースにすれば、お得感が増すことに気付いたのです。
 というわけで、随分と昔にやはりここで触れたヨーグルトをベースにチャレンジしたのですが、これが何故だか失敗の連続でヨーグルトドリンク状態で固まるにまでは至らず。しかも、ベースになったヨーグルトは滑らかを謳っているのですが、出来上がった未完成品に滑らかさは見当たらず。これ、どうやら、ただ菌の繁殖をしているだけではなく、その後に、滑らかにするための処理をしていますな、きっと。と思いつつも、いずれにしても、かなりの牛乳を無駄にしてしまいました。
 しかし、それは逆にチャレンジするかいがあるというもの。まずは温度計を手に入れ、45℃を外さないように徹底的に温度管理を行うことに。で、時間経過とともに温度が下がることを考え、多少、高めにしたところ、これがなかなか増えず。ところが、自然に温度が下がった途端に一気に増殖してヨーグルトが完成。たかが温度、されど温度。こればかりは、いつものいい加減さは通じないようです。ちなみに、滑らかさの件も、単純に濾すだけで解決しました(写真は濾していない状態)。
 ヨーグルト作りは、ある意味いい加減でも出来ますけど、温度管理だけは外せないことを悟りました。ちなみに、最近、パン作りもいい加減ですが、やはり、イーストの量だけはしっかりと計量しております。

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