#302 エコノミーか、エコロジーか、いやディーゼルって選択もある、エコカー選び。

 エコカー補助金復活もあってか、いわゆるエコカーへの注目度がさらに高まっております。ただ、その基準たるや、相変わらずであり、いい加減なところがあるのも実情。公平を期すのは難しいのは分かっていますが、もう少しどうにかならないものかと思うのも事実。エコカーといえば、話は変わって、先日、友人がホンダ・フリードを購入することにしたんですが、ハイブリッドかと思いきや、その価格差が約40万円もあることからガソリン車を選択しました。ファミリーにとってランニングコストは重要なポイントですから、その選択に納得できます。いくらエコカーといえども、やはりエコロジーだからと選べる人は多くはなく、エコノミーも重要な次第でして。
 さて、さらに話は変わって、エコカー=HV、EVというイメージがありますが、CO2排出量の観点からすればディーゼルエンジン搭載車の存在を忘れてはなりません。東京モーターショーでは、BMWとマツダが、今春発表との予告を打ちだしておりましたが、早々にBMWが受注開始を発表しました、本日。あのX5に、BMWのディーゼルですから、悪いわけはありません。ただ、18インチ標準に対して、日本仕様は19インチとしていますから、サスペンションとの組み合わせが心配ではありますけど、新しい5シリーズのあの組み合わせ&収め具合から察するに、何事もないかのように走るんでしょうな、きっと。
 ちなみに、このX5、35dというグレード名を与えられていますが、エンジンは3.0Lですから、本国では30dを名乗っています。この違いは何故か。日本では、その価格(ポジション)は、ガソリン直6(35i)とV8(50i)の中間になるため、ガソリンの35iよりも低い値には出来なかったとか。そう、イメージの問題だそうで。
 それにしても、このクリーンディーゼルエンジン、マツダのCX5とともに、日本でどこまで受け入れられるのでしょうか。両車ともポテンシャルは十分に持っていますから。あとは、こちら側の捉え方次第かと思うのですが。

このブログの人気の投稿

#1297 イチオシに変わりなかった、ルノー ルーテシア ゼン MT。

#1113 5年目にして……、トラブルではなかった、後付けサンルーフのあれこれ。

#1735 快適すぎるし、愉しすぎる。想像していたその先に到達していた、プジョー308。